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2013年06月06日

ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイツル合奏団 with 樫本大進

20130606

市内のホールに大進が来ると気づいたのは、チケット発売日から
ずいぶん経った頃だった。ネットでたまたま見つけたのだ。
翌日、急いでホールへチケットを買いに行ったら、残り2枚。
最後列だけど、あってよかった!^^

ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)は、チラシの写真ではなーんか曲者で嫌な印象。
でもそんなことは180度間違いで、気さくでいい人っぽかった。
地味なワンピース(?)を着て、教会の司教みたいに見えた。

ヴィオラはバイオリンに勝てない・・・らしいけど、大進との協奏曲で
負けていなかったから、たぶん相当うまいんだろうなぁ
(素人なので、感覚でしか分からない)。

音楽を深く理解している職人で、アンコールの曲も愉しくも渋い選曲で、
自由自在感がものすごかった。
かっこい〜!

モスクワ・ソロイスツ合奏団の真ん中には、ヴィオラ?の美人。華やか。
「大きな有名楽団でも演奏できるけど、もっと自由に好きに音楽したいから
ここに居る」って感じのメンバーたち。
難しいと思われる曲でも、終始、余裕を感じるその態度(笑)。
目の奥に鋭い光が見えたぁ〜。

大進は、いつものんきに大人しくキコキコ弾く感じかと思ったのに、
今日は違った!
難しい顔で1曲。そして協奏曲では、バシュメットに絶対負けるもんかと
負けず嫌いな面がモロ出しだった。
大進に初めて「欲」を感じたヨ。

競いつつも見事に「共演」していて、全員が素晴らしい演奏だった。

少ない楽団のコンサートは初めてだったけど、濃度が濃ければ
人数は関係ないようだ。

・Telemann "konzert fur viola" TWV51:G9
・Bach "konzert fur violine" BWV1041
・Paganini "viola concertino" NO.15,MS42
・Mozart "sinfonia concert fur violine und viola" K364(320d)

インタビュー(ジャパン・アーツ)



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2013年01月14日

樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ

20130114

ロゼシアター。
1階10列目の真ん中。
樫本大進。
ベートーヴェン。
たったの5000円。

これだけ好条件が勢ぞろいしてしまっていいのだろうか!?と悩んでしまうほど豪華なコンサート。

flyer.jpg


大進さんが演奏を始めると、素直で王道で天才的な音色が飛んできた。
何て素晴らしく美しい音なんだろう・・・。

彼は演奏や笑顔(表情)に人柄が表れていると思う。
しゃべったことはなくても、伝わってきたものからそれが分かった。
私がいちばんほしいものを、彼は持っているのである。


CDを買って何度も聴いて予習してきたのに、フレーズを全く思い出せなかった。悲しい〜。
曲が分からなくても、その美しい音色さえ聴ければいいんだな、とさえ思っていた。
いい演奏では、つい眠くなるのに、一睡もしなかった。

曲の合間に、周りのお客たちが「ピアノが目立ちすぎる」と不満げだった。
「きっと普段はソロなんだろう」という結論を出していた。
私はそこまで気づけないので、のんきに聴いていたけど、慣れている人たちには
伴奏を超えたピアノが気になったらしい。

・ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ 第3番
・同 4番
・同 9番


3曲目が5〜10分くらい過ぎた頃、突然プツンと音がなり、大進さんのヴァイオリンの弦が切れてしまった。

少しあせった感じで裏へ急ぐ大進さん。
そのままピアノの前でうなだれるようにじっと待つリフシッツ氏。


戻ってきた大進さんは、ひそひそと相談してから、3曲目をもう一度最初から演奏すると発表。
弦が切れる&いつもより長く聴ける、というお得感が、めちゃめちゃ嬉しかった〜。
一流の人のなら、ハプニングもご馳走だ。


素晴らしい音楽で満腹になった。

樫本大進インタビュー(ロゼシアター)

タグ:クラシック

posted by よしこ at 13:26 | Comment(0) | クラシック・コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする