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2015年02月22日

山田和樹 マーラー・ツィクルス第2回


20150222(日)


ヤマカズのマーラー2回目。
今日は、第1期 「創生」 − 第2回。


まったく予習していかないのも良くないと、前日に重い腰を上げ、
図書館に行ったついでに2番のCDを借りようとしたけれど・・・

貸し出し中!!

もっと早くやっておけばよかった・・・しょっちゅう言っているけど治らない。



別の用事をしながら、youtubeで1回聴いただけで、本番に臨んじゃうぜ!!



10分ほど前に会場に到着。
前回と同じ痩せた人が隣に座っていた。
どうやらまとめ買いした人らしい。

3回券なら次回まで。
9回券なら、3年間ずっと隣同士だな。
前にも言ったけど、変な人じゃなくて本当に良かった〜。


前半は、武満徹 混声合唱のための「うた」より。

五つの小品。
解説にある通り、本当に素朴だ。
でも、素朴だからこそ深くダイレクトに伝わってくる。
かわいらしさも哀しさも怖さも、あふれかえってる歌謡曲なんかより伝わるのだ。

「死んだ男の残したものは」では、ヤマカズが間を空けて始めたし、会場の空気も変わった。

「小さな空」は、武満徹が作詞している。言葉の世界でも、有名詩人にも劣らない繊細さ。

私は、日本語は歌に向かない言語だ、英語の方が音楽的だ、と思ってきた。
けれども、今回、日本語の歌の良さが少しだけわかった気がする。
英語は水のように流れてくるけど、日本語は塊がぽんぽんと体に当たる感じ。

ヤマカズが合唱に熱心な理由も知りたい。



後半は、マーラー 交響曲 第2番「復活」。

解説によると、主人公は死後の世界にいる、聖なる受胎がある(=復活)・・・。

はっきり言って、何が起きているのか理解不能。
そういう曲は退屈だけど、なぜかマーラーは面白がって聴けるから不思議。
どうやら、私はマーラーが嫌いじゃないらしい。
よかった(笑)。


第1番の電子音みたいなのが、ちょっとだけまた出てきた。
その後は、ラストまでいろいろあるけど、気を抜くと危険な目にあう。

だんだん音が大きくなり、最大音量に到達するんだけど、そのスピードが
かなり早いので、音が大きくなり始めたな・・・と感じたら、寝ていようが何だろうが
起きて構えていないといけない。

その音量は凄まじく、ダーンとかドカーンと、容赦がないから。

私なんか、第2楽章だか3楽章の某ドカーンでは、


ワニに手足を噛まれたぁぁぁ!


と思ったくらいである。

人には感覚の個人差があるけど、私の場合はワニだった。

まさか、bunkamuraのクラシックコンサートでワニに噛まれることになるとは、
いったい誰が想像できただろう?

そして、ドカーンの音源は主にパーカッションなんだけど、この席からは見えない。
だから、また今回も座席選択を何度も後悔したのだった。
どうして、2階席にしなかったのだろう???
私のバカバカ!!

太鼓のドカドカ、シンバルのバシャーン、トライアングルのチリリリリリ(超高速)。
そして銅鑼の爆音。

確かに、銅鑼は開演前に控えめに練習されていた。
ほぉ〜、今日は銅鑼も使うんだ・・・2時間で1回だけしか鳴らさないとか、
よくあるけど笑える〜、なんて考えていたのは大間違い。

ドカーン=銅鑼〜ン!!と言い換えてもいいくらいだ。

銅鑼、珍しく大活躍中!



大合唱団が、突然ザッと立ち上がったのでびびった。
でも、すぐに歌わないでそのまま立ち続けていたのが面白かった。
歌いだしたら、迫力満点だった。

ラストには、素晴らしいメロディーが待っていて、
えぇ〜、マーラーってメロディーない感じだったけど、こういう面もあるんだ〜。
やれば出来るじゃん、マーラー!(笑)

ここまでいくつもの山(ドカーン)と丘(静か)を超えてきて、
やっとメロディーを見つけられて良かった。

ドイツのクラシックって、やっぱいいなぁ。



しかし、静かな局面では、ちょっと退屈で飽きてしまった。眠かった。
隣の痩せた人も眠そうだった。

大音量の部分が注目されるのは当たり前だ。
そうじゃない静かで地味な部分でも、息を呑む何かヒリヒリするような緊張感を
感じられたらいいなあ。


曲が終わると、ヤマカズは精魂尽きたようで、ふらふらしていた。
聴く方もやるほうも、やっぱり疲れるのかも、マーラー2番って。
ヤマカズは、後ろ姿で痩せてるなぁと思ってたけど、忙しすぎるのかもしれない。
頭も体も使う仕事だし、人気指揮者だから多忙だろうな。
どうかあまり無理しないで頑張って欲しい。


P.S.
プログラムに楽器編成を発見。でも銅鑼が無い。
シンバルだったのか?謎〜。



日本フィルハーモニー交響楽団

武満 徹 混声合唱のための「うた」より
      東京混声合唱団

マーラー 交響曲 第2番 ハ長調「復活」
       ソプラノ 林正子、 アルト 清水華澄
       東京混声合唱団、武蔵野合唱団


1F14列 6300円




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2015年01月24日

山田和樹 マーラー・ツィクルス第1回

20150124(土)

ついにヤマカズとのBunkamura3年間が始まる時が来た!!
全てマーラーの交響曲。1〜9番。
全3期×3回=9回。

今日は、第1期 「創生」 − 第1回  なのだ。



マーラーの1番は、CDは聴いてないけど他のコンサートで聴いたことがあり、
期待していなかったのに何だか面白かったのだ。
現代アート作品を鑑賞している感覚。
特にパーカッション軍団を見るのが面白かったな。


そんなことを考えながら耳を傾けると違和感が。
「こんな曲だったっけ?まあいいか・・・」と、のんきに聴いていた。

そしたら、それは1曲目の武満徹の曲だった!!
いや〜、うっかりうっかり(うっかりしすぎ) 。

武満徹の「オリオンとプレアデス」は、解説書にあるように、
「最後に透き通った空気の中、ひとつの星がきらりと輝」いているのが
頭の中で風景になった。
音だけで風景を描かせるのはすごいなあ。

私の頭の中が理系だったら、音を数字のように解析してもっと楽しめるだろうなぁ。



2曲目、いよいよマーラー1番。

冒頭の、ビーーーーーーッ・・・。
マーラーの時代(むかし)に、すでに現代のコンピューターを使ったような音を出していた。
しかも機械ではなく手作りの楽器で・・・。

この冒頭がいちばん気になるのだ。
そのあとだって、メロディがないと興味が持てない私でも、なぜか聴いていられる曲だ。

でも、この席はステージよりも低い位置なので、音が頭上をすり抜けていってしまう。
それ以上に残念なのは、パーカッションが見えないことだ。
パーカッションを見て、「ぷぷぷ」と密かに面白がる楽しみがない、とは!!
前過ぎた。座席選びは失敗。


ヤマカズ指揮でいくつかの楽団を聴いてきたけど、いつも音の美しさに感心する。
きれいな澄んだ水がさらさら流れる川のような。
楽団には個性・クセがあるはずなのに、それを感じさせない。
他の指揮者は、演出の違いが個性になることが多い気がするけど、
音そのものを変えてしまうことは、かなり難しいのでは?

逆に、いじわるに言うと、ヤマカズの得意なのは、音>演出なのかもしれない。
もっと西洋人のように大雑把な部分もあって良いかもしれない。
「現代アート」なんだから。


とりあえず、今回も満足。
これからも楽しみ。



日本フィルハーモニー交響楽団

武満 徹  オリオンとプレアデス*

マーラー 交響曲 第1番 ニ長調「巨人」 ※ハンブルク稿
        チェロ : 菊地知也(日本フィル・ソロ・チェロ)





20150124_144416.jpg




 Bunkamuraに到着〜。

 巨大なヤマカズがいる!





 ※初めてのスマホ撮影だたから、
  やけに長いサイズになってしまった・・・





20150124_144949.jpg

 開演前。

 9回券(座席指定)を買ったので、
 今後3年間はこの席で聴くことになる。

 隣が変な人じゃなくてよかった・・・。
 周りの人は重要です。


 怒られるの覚悟で撮影したら、
 やっぱり係員に注意されたのだった。
 ちぇっ。




20150124_170446.jpg 20150124_170454.jpg
終演後に、会場全体を撮影。
開演前に撮影すると怒られるのに、終演後に同じことをしても全く問題ないのはなぜ??
他にも何人かが撮ってたし〜。

オーケストラ団員が何人かステージ上に残ってて、会場に来ていた知り合いと会話をしていた。



1F14列 6300円





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2014年09月23日

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と博物館A

20140923

今日は博物館。

IMG_0220.jpg 竹橋へ(このモニュメントもいいな)


青磁のいま〜受け継がれた技と美 南宋から現代まで

古い作品は時間によってふるいがかけられているので、どれも素晴らしかった。
私は米色青磁が好きらしい。何度も戻って観察してしまった。

現代作家で気になったのは、
・高垣篤の屏風
・岡部嶺男と清水卯一のバリバリ茶わん
・浦口雅行のピキピキ貫入
・若尾経の象牙

現代作家の中には、どこまでも均質で透き通った作品を作る人が何人かいたけど、
それはまるでプラスチックのようで味気なかった。



IMG_0226.jpg お堀の「縫い目」に感激



上野へ。時間がなくて、芸大に行けれず。

国立博物館の各館でいくつものアジア展示、その総称が「博物館でアジアの旅」。


2014年日中韓国立博物館合同企画特別展「東アジアの華 陶磁名品展」


それほど広くない1室だけだったけど、時代ごとの代表作が並んでて
分かりやすいし疲れないからちょうどよい。


中国の陶磁
さらっと見ただけ。


クメールの彫刻
ギリシャ彫刻のように、美しく凛としてて、かつ親しみやすい。個人的に新発見。


日本でキリシタンの展示は珍しい。
でも、質も量もいまいちで、解説の不十分だったなあ。
もっと頑張っておくれよ!


浮世絵と衣装―江戸(浮世絵)

やはり歌麿は飽きない。


ミュージアムシアター「DOGU〜縄文人が込めたメッセージ」
パスポートを買ったら無料券が付いてきたので、試しに観た。
私が大好きな土偶!なのに、退屈で寝てしまった。
だめだよ、土偶をマジメに解説しちゃ。もっと遊びがないとネ。


東京国立博物館ニュース


IMG_0285.jpg 久しぶりに法隆寺館建物を見て感動













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2014年09月22日

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と博物館@

20140922

IMG_0208.jpg ミューザ川崎(このモニュメント、笑える)


グスターボ・ドゥダメル指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。

初めてのウィーンフィルハーモニー管弦楽団。
わくわく・・・その割に、やっぱり予習はしていない(笑)。

NHKの「らららクラシック」で特集してたツァラトゥストラと、
CDでよく聞いてたドヴォルザーク 交響曲第8番だから、まあ大丈夫だろう〜って。

川崎公演の曲目がいちばんいいな、ふふっ、なんて、豪華パンフレット(無料)を
開いて思っていた。



1曲目 R.シュトラウス 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』op.30

映画「2001年宇宙の旅」で有名になったこの曲。
パンフレットによれば、映画で使われているこの曲の演奏は、
カラヤン&ウィーンフィルらしい。
つまり、ツァラトゥストラといえばウィーンフィル!なのか?今日の組み合わせが最高?

冒頭の「テーマ:誕生」は、迫力があった。当然、演奏は素晴らしい。
100人もいるので、大音量のところでは軽く圧がかかったほど。

でも、何だろう。何かが足りない。

自分が、
宇宙空間で太陽に迫られて溶かされたとか、
核爆弾にも負けない一瞬の爆風にさらされて吹き飛ぶとか、
それとも体の内側の大きなエネルギーによって木っ端微塵になってしまうとか、
または、住んでいる町にただ太陽が昇ってきただけなのに、
その存在感がものすごくて動けなくなってしまうとか、

いのちを刷新させ、超人に生まれ変わるような演奏が聞きたかった。
ニーチェの原作をしのぐような、圧倒的な力の表現を期待していたんだけどな。

そこまで感じられなかった。「迫力あるぅ〜」と喜ぶ程度。

こういう理屈の曲は、ウィーンフィルよりもドイツ系カタブツ職人楽団の方が向いていそう。
あと、指揮がちょっと・・・という感じ。

その後もインスパイアされながら楽しめたけど、最後は寝てたらしく、
拍手で起きてしまった。


あと、開始10秒後くらいから、「しまった!この楽団、この曲は、
ウィーンのホームで聴くべきだった!」と後悔した。
理由ははっきりしないけど、経験がそう思わせるのだと思う。




2曲目 ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 B163 op.88


コンサートは、何はともあれ「曲」さえよければ何とかなる。
この曲は何度聴いても素晴らしいので、大好きなのだ。

曲が良いから、楽しめた。
しかし、また、どこか気になる演奏なのだ。
まとまっていないというか、一斉にGO!でない感じ。

勢いづくところは感動するんだけど、それ以外は並だ。
どこがどうなれば良いのにとハッキリわからないのが悔しい。



アンコール
ヨハン.シュトラウス「アンネン・ポルカ」
ヨーゼフ・シュトラウス「憂いもなく」

アンコールがいちばん素晴らしかった。
ドゥメタルもウィーン・フィルも、こういう曲が得意?




ドゥダメルは、いろんな賞もとっている有名な指揮者だけど、
そんなにいいかな?と疑問に思った。

実力だけでなく、処世術のコツを知っているというか・・・。
結局、何事も人間関係なので〜。

団員たちが退場した後に一人で再登場したのは、良い方向に考えたいけど、
この本人のツイッターには、何か意図を感じる・・・。


それに、悲しみのコントラバス(c. タモリ倶楽部)だけでなく、あまり握手をしていなかった。
褒めるけど、握手はしない・・・。
※コントラバスまで握手しに行くかどうかが、すっかり指揮者の評価項目になってしまった(笑)。



楽団員たちの表情は、とても満面の笑みとは言えなかった。
今夜はどう思って演奏していたのか、聞いてみたかった。

「ヤマカズ(山田和樹)なら、もっときれいな音を出せるのにな〜」なんて妄想した。
指揮者の実力って、こういう感じで分かるんだろうな。

不満げに駅まで歩いていたら、男の人が「細かいところはちゃんと指揮してなかったよな」と
言ってて、私は心の中で「やっぱりそうだよね!」とつぶやいた。


ミューザ川崎シンフォニーホール
B席(2LA 4列) 25000円 (・᷄ὢ・᷅ )太鼓が見えなくて残念だった


ミューザ川崎 10周年記念公演リーフレット

サントリーホール HP




コンサート前に、川崎散策。

IMG_0034.jpg
旧東海道にある、砂子の里資料館。
もと議員さん?の個人コレクションかな。
隷書東海道五十三次や細見図会が展示されていた。
個人でここまでできるのは素晴らしい!


IMG_0166.jpg 教安寺は、地域いちばんの古さ。

IMG_0169.jpg 
こういう昔の石仏を大事にするお寺は、尊敬してしまう。

IMG_0177.jpg
ラ・チッタ・デッラの噴水イベントタイム(17時)
川崎のチッタの名は聞いていたけど、建物のつくりは形ばかりで迷ってしまう。
バブル時代に作られたのだろうな。











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2014年07月05日

山田和樹、樫本大進、スイス・ロマンド管弦楽団(名古屋国際音楽祭2014)

20140705

ブラジルのワールドカップの観戦が続き、生活リズムがズレまくり。
昨夜も3時間くらいしか寝てないので、新幹線の都合で4時間前に着いた名古屋でも
眠くて眠くて、やりたいこともなくて、フラフラと歩いたあとにカフェで寝ていた。

それでも、コンサートの内容が素晴らしいと、頭がフル回転するのでちっとも眠くない。
今日は大好きな大進&話題の山田和樹で、フル回転したので寝なかった。



1曲目
ビゼー:アルルの女 第2組曲より「メヌエット」「ファランドール」


スゴイ!と観客を沸き立たせた1曲目。
とにかく美しいのである。


2曲目 大進登場!
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

私は曲を予習しなかったので、演奏が始まってからビックリした。
このイントロ・・・この前、サントリーホールで凄いの(諏訪内さん)を
聴いてしまったばかりじゃないかぁぁ。
いくら大進でも、あれに勝てるのか???いや勝てる気はしない。
・・・と、たった数秒一人でドキドキした。

そこでもう諦めてしまっていた。
この曲は曲と言うよりも歌に近いので、ボーカルっぽい演奏をしない大進には
不利に思えたのだ。

でも、さすが大進・・・
ボーカルではなく、「東欧〜ロシア辺りのある何者かが語るような」出だしだった。
「語りで来たか!!」 とんでもなく驚いた。音楽はまだまだ未知である。

山田和樹の演奏は、盛り上げるところは思い切りそうするので、
疲れて集中がきつくなる後半にタイミング合わせが危うくなったのか、
大進が飲み込まれてしまう場面もあった。

あと、諏訪内さんほどに周りを引っ張っていかないので、後半は寝る人が多かった。
諏訪内さんのは「みんなで前かがみになって息をのむ」演奏だったから、
寝てる暇はない。


今日気づいたことは、大進は基本的な才能がすごいらしい。
例えばデッサンでまっすぐな線を引いたり均整のとれた円を描くのが上手いとか、
何cmの線を書けと言われても、サッとそのcmで的確に引けるとか。
正確でシンプルなもので表現していくので、無駄やクセがないから、音楽が美しい。

ほとんどの人は、どうしても曲がってしまう線やゆがんだ円でも、個性を出すことで
何とかやっていくしかない。
そういう人たちには、大進のような技術は絶対に手に入らない憧れなのだ。
まさに才能。

大進に何も起こらず、ずっと演奏活動を続けられますように、と祈った。


3曲目
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 作品35

作曲家の名前がロシア系だし、各章のタイトルに中東の単語が入ってたから
自己流に物語を想像して聴いた。

豊かでも貧しくでもない広い大地、巨大な四角い建物、その隙間の小道、
黒い海、大きな船、波、軍隊、政治家、個々の顔が見えない群集・・・。
舞台は中東のはずなのに、浮かんでくるのはなぜかロシア辺りのものばかり(笑)。

やっぱりロシアの作曲家はすごいな・・・。最近、圧倒されてばかりいる。
私はロシアはトランジットで1泊したけど、東欧も含め、とても好きになれない国なのだ。
でも、音楽はその地域がメインなのであり、現地を知らずに音楽は理解できない。
むむ、その国々に行かなければならない時期が来たのかな。嫌だよ〜。


アンコール 1曲目
フランツ・シュレーカー 舞踏劇「ロココ」より V:MADRIGAL

素晴らしい!と大きな拍手をしたものの、アンコール2曲目が終わったら、
あれ?どんなだっけ?と忘れてしまった(笑)。初心者すぎるぜ。


アンコール 2曲目
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト シュトラシアーナ

ヨーロッパのどこかの国の黄金時代に、大きなホールで踊る人々が
頭に浮かんできた。もちろんこれも私の妄想で、本当はどうなのか知らない(笑)。


山田和樹の指揮は、テレビで特集されていたのでちょっとだけ予習した。
協調性があり、団員と協力して良い音楽を作っていこうという感じの人らしい。
だから団員からの信頼感や評価が高かった。

どの演目でも、チームワークと言うかまとまりと言うか、大人数で演奏しているのに
ぴたっと一致して、曲の大波部分を乗り越えていた。

2回目のロンドンでイマイチだったオペラ座の怪人を観てからは、
大人数で行うものでは全員が団結してるかどうかに注目している。
山田和樹は、主張とまとめのバランスが上手い人なのだろう。


スイス・ロマンドなのに、なぜかフランスの楽団だと最後まで勘違いして聴いた。
でもそれはそんなに間違いではない。フランス語圏のスイスの楽団だからだ。
フランス本国よりもクセがない演奏なのでは?
うまいな〜、音合わせのオーボエから音が良い。クラリネットのソロもいい音だった。


席は、3Fの後ろから2列目。
大進のヴァイオリンが細く聴こえ、オーケストラに負けてしまってた印象。
前の席なら、もっときれいに聴こえたのかな。











posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | クラシック・コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする