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2016年12月01日

プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」


イタリア男と愛

イケメンなドミンゴがヒーローで、誰も文句なし。
気が強そうなエヴァ・マルトン、ちょっとした表情も上手。
でもいちばん素晴らしかったのは、最後のレオーナ・ミッチェル。

飽きずにのめりこんで観てしまった。
これは傑作。DVD買いたい。

なぜか「マイスタージンガー」と同じ作曲家だななんて思い込んだまま
観ていたけど、最後の名前を教える場面のくどきで、
「ハッ!こんな台詞を言うのはイタリア男しかいない。ワーグナーじゃない、
プッチーニだ!!」と、人種の違いで気づいた。

イタリア男よ、どこまで女と愛が好きなんだよ・・・。



(DVD上映会で鑑賞)


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2016年06月04日

エレクトラ〜METライブビューイング2015-2016

20160604


今回は準備万端。ちゃんとwikiも印刷して持ってきたから、あらすじも
分かるぞ!・・・と安心しすぎて、あらすじ読むのを忘れていた(ヽ´ω`)

慌てて読み始めたら、映画館内が暗くなってしまい、最初の2行くらいしか
読めなかった・・・(ヽ´ω`)(ヽ´ω`)

でも、その2行を知ってるだけでも助かった気がする。
ハムレットの女版だな、とユルすぎな解釈でスタート(笑)


音楽はまったく知らず、実際に聴いても憶えられるようなインパクトある
メロディーでもなかった。
それでも、演奏は最高に素晴らしくて、オペラ歌手たちの素晴らしい演技から
音楽へと意識が引っ張られて、音楽に集中してしまうほどだった。

音で感情をゴシゴシやられるような感じ。


あらすじは、ものすごく簡単なのだけど、どこまで背景や人物の心情を
理解できるか、見る側を試すような物語だった。
私はきっと半分さえ理解できていないだろう。


主人公エレクトラは、姫なのに貧乏な少年のような外観だ。
「昔の私は自分でもうっとりするくらい美しかった」っていう台詞が
あるけど、違和感がありすぎだ。

弟も庶民のような服装だった。
母だけが宮廷の人間らしかった。
同じ家族でありながら、別世界に生きる母。
それでも女王というほどのギラギラな豪華さではなかったので、周りに
合わせて落ち着いた感じにしているのかもしれない。


エレクトラは、旧演出では姫らしいドレスとか髪型だったのか、
もしそうならまあ違和感は無いだろうけど。

旧演出も見てみたいな。


母の死体をバーンと見せられた辺りから、どんどん怖くなった。
もともと不気味さがある荒れた感じだったけど、決定打が打たれるのだ。
母も愛人も死んだので、これで幸せになれるぞ、というわけではなく、
さらに過酷で恵まれない運命に陥っていく。
救いようがないのに、とても面白く楽しめた。


弟エリック・オーウェンズは、大きな体の黒人だったけど、あの人は階級の上から下までの
全てを演じられそうだし、イケメンじゃないのに存在感があって魅力的だった。
本物のスターだ。

母ヴァルトラウト・マイヤーは、美貌という言葉がよく似合う。
悪役に魅力があるほど、物語が輝く。

今日いちばんビックリしたことは、エレクトラがニーナ・ステンメだということ。
後から気づいたけど、「トゥーランドット」の主人公じゃん。
このまえ観たばかりなのに、七変化すぎて全然気づけなかった!
完全に私の負け〜。

彼女の演技と歌は、今回もトゥーランドットでも分かるとおり、美しい&タフであり
かなり力量が必要で、きっとほんの一部の人しか演じることは出来ない。




・指揮:エサ=ペッカ・サロネン 
・演出:パトリス・シェロー

・エレクトラ : ニーナ・ステンメ
・母クリテムネストラ : ヴァルトラウト・マイヤー
・姉クリソテミス : エイドリアン・ピエチョンカ 
・母の愛人エギスト : ブルクハルト・ウルリヒ
・弟オレスト : エリック・オーウェンズ 


・1時間57分(休憩なし)
・MET上演日 2016年4月30日
・言語::ドイツ語



東劇 3600円




今日は、ヤニック・ネゼ=セガン&フィラデルフィアのコンサートだった。

たまたまMETライブビューイングも上映されている週だったので、
ヤニックのコンサート前に見に行った。

コンサート会場近くの川崎の映画館(109シネマズ)でも上映されるけど、
この前「マノン・レスコー」をそこで見たとき寝ちゃったし・・・。
何よりも音がイマイチだったな。
(川崎ならTOHOシネマズが音が良い)

どの映画館にしようか迷いに迷った結果、
松竹のお膝元の東劇(東銀座)に決めた。

映画館とシネマコンプレックスの違いは何か?
東劇に来れば実感できる。
映画館が作品の感想にも大きく影響するのかもしれない。




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じゃじゃーん(*´ω`*)♡


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館内は撮影禁止です(ヽ´ω`)すみません




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劇場内の売店で売っていた、ふなっしーとのコタボタオル。

「連獅子と藤娘なら買うしかないな」と、珍しく迷わなかった。

ふなっしーとのコラボ第一弾の商品なので他では売れちゃってるかも・・・と
店員さんに言われたけど、歌舞伎座地下売店にはもうなかったので、
どうやら本当らしい。

ちょっと高くて700円。
作りはしっかりしててビロードみたいな手触り。
どこかに飾っておこう。



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歌舞伎一筆箋も購入。
中味が見れなかったのは不安だったけど、歌舞伎の(ハガキ以外の)
紙製品は滅多にないので、えいっと買った。

ちゃんと中にも表紙と同じデザインが印刷されてるし、
エアメール並みの薄い紙でオシャレだね。
変な形のタワーはいらないけど。





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2016年03月07日

オペラ歌手


読んでて切なくなってしまった。
アーティストって大変だなあ。
オペラをもっとありがた〜く観ることにしよう。

うたうひとタカダマサトの人生奮闘記
http://yaplog.jp/dachin55/archive/458

posted by よしこ at 20:29 | Comment(0) | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月27日

トゥーランドット〜METライブビューイング2015-2016

20160227

有名なオペラだけど、「誰も寝てはならぬ」しか知らなかった。
いつもはwikiをコピーしてあらすじくらいは読むんだけど、
今回はなぜかそれをすっかり忘れてて映画館で気づいた。
知識ゼロでの鑑賞始まり・・・。

まず中国が舞台だと気づいて驚いた。
中国人なのに名前が西洋・・・なぜ?
本場中国に負けないくらいの派手派手な衣裳やセットは嬉しい。

誰も寝てはならぬDON’T SLEEP って、どういう話なら
出てくる台詞?とずっと不思議だった。
寝るな!は姫の命令なのに、その標的の男が歌うから
分かりにくいのだ。
まあ、あの曲にはわくわく感が詰まっているので、次の朝までの
わくわくドキドキが表現できればいいのだろう。

トゥーランドットが今まで結婚しなかったのは、簡単に言うと
どんな立派な身分だろうと凄いなって思える男じゃないと嫌
だったかららしい。

分かるわ〜。トゥーランドットは私なのでは?と思ってしまった。
実は冷酷残虐な姫じゃないんだよ。
オペラの中でもお気に入りのキャラになりそうだ。


マルコ・ベルティ(カラフ)の歌の時間が長い。
上手いんだけど、「誰も〜」は難曲らしく、何とか歌えたぞという
感じがしてしまいちょっと残念だった。
3大テノールたちはどう歌ってきたのか、調べなければ・・・と
知りたくなってしまった。

ニーナ・ステンメ(トゥーランドット)は、最初は姿を現すだけ
だけど、歌い始めると休みが少ないから、大変な役だと思う。
姫の風格も必要だし。
ニーナさんはインタビューも含めてとても好感が持てる。
普通なんだけどスターでもある不思議な魅力がある人だ。


3人の道化師役も面白くて歌が上手くて、物語は難しくない。
最後はどうなってしまうんだろう?!とドキドキするし、
愛を信じたくなる結末も夢があって良い。
みんなが楽しめる演目かもしれない。
今回は明るめだったけど、姫の雰囲気や舞台の色調によって
かなりいろんな演出パターンがありそうだ。


・指揮:パオロ・カリニャーニ
・演出:フランコ・ゼフィレッリ

・ニーナ・ステンメ(トゥーランドット)
・マルコ・ベルティ(カラフ)
・アニータ・ハーティッグ(リュー)
・アレクサンダー・ツィムバリュク(ティムール)

上演日 2016年1月30日

http://www.shochiku.co.jp/met/program/1516/#program_06


TOHOシネマズ六本木にて 3600円

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2015年08月18日

アイーダ〜METライブビューイング2012-2013

三角関係

凱旋の行進曲しか知らないし、エジプトが舞台なんだよね、
程度の知識で、予習もせずwikiを印刷して開演前に急いで
読んだだけ。
それでも楽しめた。さすが名作。

築地で寿司を食べた後、昨日のマイスター〜くらい空いてる
だろうと油断してたら、あの広い東劇の半分くらいが
埋まってて、「!!!」
今日は年齢層が広かった。中年くらいの人やグループも多い。


指揮:ファビオ・ルイージ
演出:ソニヤ・フリゼル

出演:
リュドミラ・モナスティルスカ(アイーダ)
ロベルト・アラーニャ(ラダメス)
オルガ・ボロディナ(アムネリス)
ジョージ・ギャグニッザ(アモナズロ)
ステファン・コツァン(ラムフィス)


ファビオ・ルイージの指揮は、最初にMETライブ〜を観たときに
「うまいなあ・・・」と思った。もちろん楽団も上手い。
スリムで普通な感じは、ジェイムズ・レヴァインと正反対。

舞台監督のギャンリーさんが、カーテンコールで出演者たちに
ハイ行って行って!などと指示している光景は、いかにも
エンタメの裏方ふうで楽しめた。

リュドミラ・モナスティルスカ(アイーダ)は英語が
あまり話せないらしく、通訳がついてて珍しい。
これがMETデビューらしいけど、METに呼ばれるだけあって
堂々としてて素晴らしい。

もっと堂々としていたのが、オルガ・ボロディナ(アムネリス)。
いじわる女がぴったりだけど、本当にラダメスを愛しているから
そういう態度をとってしまうので、憎めない。

ロベルト・アラーニャ(ラダメス)は、強い戦士っぽく見え、
まあまあイケメンなので、役に合っていた。

最後はどうなるのだろう?とwikiコピーを読んだら、
なんと地下牢に生きたまま2人は閉じ込められ死ぬ運命らしい。
こんな物語だったとは!

地上で嘆く王女と地下で嘆く2人を上下同時に見せたり、
本物そっくりのエジプトの神殿(私はエジプトで本物を見た!)
など、舞台セットや衣装まで豪華で斬新だった。
こんなのはMETまでわざわざ行かないと観れない。
ライブビューイングって便利だな。


東劇にてアンコール上映 3100円
http://www.shochiku.co.jp/met/program/1213/#program_06

posted by よしこ at 00:00 | Comment(2) | オペラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする