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2018年02月10日

ニジンスキー〜ハンブルク・バレエ団、ジョン・ノイマイヤー

20180210

ジョン・ノイマイヤーが振り付けした演目を見たことあるかどうか?
パリ・オペラ座のライブビューイングにあったっけ??

その程度の思い出と、インドカレー食べながらニジンスキーの
wikiを急いで読んだだけでいざ鎌倉w
(ところで、バレエ・ニジンスキーのあらすじを探したけど、見つからなかった。
 彼の人生が物語として表現されていたので、wikiだけでも
 読んでおいて良かった)


感想
・エネルギッシュである。ノイマイヤーは精力絶倫なのではないか?
 頭が良く精力もある人の脳内はこんな激しい情報だらけなんだろうな。
 そう思わずにはいられないほど、濃い。
 クリエイターって作品として吐き出さないと困るんだろうね。

 私、頭が良くなくあっさりした人間に生まれてきて良かったのかもしれない。

・運動神経も悪くて良かったかもしれない。うかつにバレエダンサーに
 なっていたら、こんな大変なのを踊らされていたかもしれない。
 西洋人の振り付け師・演出家の「やれ!」はやっぱりむちゃくちゃだ。

・どの役も大変そうだけど、やっぱり主人公ニジンスキーは人並み以上の
 技術と体力と精神力が必要みたい。
 マラソンみたいに休めないし、激しい人生を追体験するような演目だから
 3公演なら3回生きて死ななければならない。
 
 主人公を演じたリアブコも魂が抜けたような初回カーテンコールをしてて
 同情せずにはいられない。(その後は復活してニコニコしてたから良かった)

・プツッと停電したような終わり方だった。
 こういうのはたいてい物足りないんだけど、この演目では踊る側も
 見る側もヘトヘトでもう限界という辺りで終わるので「助かったぁ」感が
 あるw

・有名になる人はみんなゲイやバイという説が強化された。
 この作品の表現方法も女性は脇役で、そちら系の人たちの演出っぽかった。
 表現の世界では他と違わないと目立たなくてやって行けれないから、
 マイナーな世界観が必要で、だからゲイやバイやユダヤなどが活躍するのかも。
 ノイマイヤーもそちら系なのか?別にいいけど。
 
・複数で踊る場面は、まとまりがあるところとバラバラなところがあって、
 やはりロシアバレエ団が踊る古典とは目指すところが違うなと思った。

・2千円のパンフレットを買って読んだ。ノイマイヤーは子供の頃に
 図書館でニジンスキーの本を見つけ、そこからファン、マニア、
 尊敬する人生の師匠みたいになっていったそうだ。何だか凄い。
 ノイマイヤーの人生もバレエになりそうw

・バレエダンサーじゃなく、ノイマイヤーが真ん中で挨拶するカーテンコール。
 普通は「俺が俺が」って感じは鼻につくんだけど、人物も振り付けも
 かなり癖が強いのに嫌われない不思議な人である。
 いちばん驚いたのは、足が細っそい!ダンサーより美脚ww


いやー、バレエっていいですねぇ(´ε`)〜♪


東京文化会館 1階3列 左寄り 23000円



posted by よしこ at 21:24 | Comment(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月20日

ドン・キホーテ〜ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2015-2016

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ドン・キホーテって、ヤジキタのシリアス気味バージョン?
原作を読んだことないけど、見始めて何となくそう思った。

そして、ドン・キホーテとカルメンが混じってしまう。
同じスペインものなので・・・。

物語はシンプルなんだけど、舞台のバルセロナの町なか?で、
人々が歌ったり踊ったりしているように見えたんだけど、
あれはお祭りの日だったり繁華街を表現してたりしてるの?
扇子を持って踊っているし・・・。

気にしないで踊りだけに注目していればいいんだけど、
今回は謎が多くて、ずっと???って思っていた。

ヒロインがどれか、この人は誰なのか???
wikiを簡単に読むだけじゃ分からない演目だった。

音楽も印象薄いし、ダンサーもスターっぽくなく地味。
(今シーズンのCMでは、闘牛士?はデニス・ロヂギン
だったのに、全然知らない人になってた、ナゼ〜?)

時々寝てたし退屈だったので、第2幕後に珍しく途中退場した。
私のような永久初心者にはつらい回だったな。



キトリ:エカテリーナ・クリサノワ
バジル:セミョーン・チュージン
ドン・キホーテ:アレクセイ・ロパレーヴィチ
森の女王:オルガ・スミルノワ
街の踊り子:アンナ・ヒホミロワ
メルセデス:クリスティーナ・カラショーワ


・音楽:レオン・ミンクス
・振付:アレクセイ・ファジェーチェフ
・原振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴールスキー
・台本:マリウス・プティパ
・原作:ミゲル・デ・セルバンテス


2016年4月10日収録
3000円

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2016年02月18日

じゃじゃ馬ならし〜ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2015-2016

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じゃじゃ馬ならしというタイトルだけ知ってて、
物語は何も知らないで鑑賞。
映画館で配られたチラシのあらすじもかなりシンプルで、
これでは良く分からないな〜と思いながら観た。

そしたらやっぱり退屈で、第1幕は中盤から寝てしまった。

せめてwikiをコピーして映画館で読めば良かったな。
台詞がないバレエじゃますます分からくなっちゃうんだから。


そんな素人丸出しの私でも、マイヨー(モナコ劇場?)の
コンテンポラリーな振り付けは楽しめた。
ノイマイヤーほど独特ではなく、個性はあるけど日常に
ありそうな人間の体の動きの応用も多い。

しかし、さらっとやってはいるけど重力に逆らった動きが
とても多いので、細くても体の芯から力がある人たちじゃないと
踊り切れないだろう。

第2部の途中からミュージカルみたいなダンスも入り、
バレエだけど演劇っぽかった。

楽団の方を見ると、指揮者イゴール・ドロノフ Igor Dronovが
とてもインパクトが強い外見だった。


音楽は印象的でなく、話の内容は軽め、予習不足で意味も
良く分からなかったので、「これで3000円か・・・」と
思ったけど、こういうのも含めての勉強だ。
きっといつかどこかで思い出しそうな回になりそう。



カタリーナ:エカテリーナ・クリサノワ
ペトルーキオ:ウラディスラフ・ラントラートフ
ビアンカ:オリガ・スミルノワ
ルーセンシオ:セミョーン・チュージン
家政婦:アンナ・チホミロワ
ホルテンシオ:イーゴリ・ツヴィルコ
グレミオ:ヴェチャスラフ・ロパーティン
グルミオ:ゲオルギー・グセフ
バプティスタ:アルテミー・ベリャコフ


・音楽: ドミトリ・ショスタコーヴィチ
・振付: ジョン・ノイマイヤージャン・クリストフ・マイヨー
・台本: ウィリアム・シェイクスピア
・音楽監督: イゴール・ドロノフ、ボリジョイ劇場管弦楽団

2016年1月24日収録
3000円

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2016年01月13日

椿姫〜ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2015-2016

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椿姫と言えば、ヴェルディによる有名な歌曲と豪華な舞台の人気演目。
でも、今回のは何といっても曲はショパン、台詞がないバレエで、
コンテンポラリーのイメージが強いノイマイヤーが担当。
オペラと全〜然違うのだ。

バレエだと、何が起きているのかは自分の知識量次第なので、
もっと勉強しないとな〜と反省した。
この人は誰?と思う人物が何人かいたし。

第2幕の後半の踊りが長くて、またもや自動スリープ・モードに
なってしまってグウグウ・・・。

第3幕が始まるとムクッと起きた。
この辺から登場人物たちの感情がいろいろ噴き出してきて、
うまくいかない人生の哀しみがとっても上手い演出で
繰り広げられ、一番の見どころだった。


スヴェトラーナ・ザハーロワは、白鳥の湖の時は
白鳥になりきれてないように見えたけど、どうやら
素の自分に戻って観客にお礼を言うときに大げさに
感情を表さないのを、私は勘違いしていたのかもしれない。

今回の演目は、バレエでありつつ演劇の要素が大きいのに
「演技上手いなあ。これじゃあ女優だよ」と思うほど
マルグリットを演じていた。

エドウィン・レヴァツォフの演技も素晴らしく、
「え、ボリジョイのダンサーじゃないの?なぜ?」と
いう疑問は、観ているうちに解決してしまった。
バレエも上手いけど、それよりも演技力がある。

この2人はカーテンコールでお互いを引き立てており、
ザハーロワは花束から1本だけさっとレヴァツォフに
渡して、地味な男性ダンサーに華と感謝の気持ちを。

レヴァツォフは常に一歩下がって、ザハーロワを
引き立てる役に徹していた。

これは仕事がやりやすいだろうな、お互いに。
いいネ!

アンナ・チホミロワは、インタビューの時は大人しい
お嬢さんだったのに、役になりきったら少し怖いひとに
なってて変幻自在だ。
重要な役どころに彼女が起用されたのも分かる。


ボリジョイのメンバーたちは世界最高峰のレベルなので、
新しいことやってみようと試されても、それなりに
ちゃんとまとめてくるからさすがだ。

でも、伝統的な振り付けのシーンがやっぱり良かったので、
チャレンジしつつも古典もますます発展させてほしいと思う。


第3幕では涙が出たんだけど、バレエで涙が出るのはたいてい
音楽が良いのと演奏が(知らない間に)攻めてきているからだ。

今回は、途中からシンプルな楽団編成になり、ピアノ+α程度で
演奏していた。
それはピアノの曲のパワーを最大限に発揮させることで、
涙なみだになると分かっているからだ。

ピアニストは誰だ!?と検索したら、
Pianist in the pit: Pyotr Chukhnov って見つけた。
後半はピアノ5+バレエ5=10という感じ。
ピアノうますぎるよ〜。



・マルグリット・ゴーティエ: スヴェトラーナ・ザハーロワ
・アルマン・デュヴァル: エドウィン・レヴァツォフ
・マノン・レスコー: アンナ・チホミロワ
・デ・グリュー: セミョーン・チュージン
・ムシュー・デュヴァル: アンドレイ・メルクリエフ
・プリュダンス・デュベルノア: クリスティーナ・クレトワ

・音楽: フレデリック・ショパン
・振付: ジョン・ノイマイヤー
・原作: アレクサンドル・デュマ
・音楽監督: パーヴェル・ソローキン、ボリジョイ劇場管弦楽団

2015年12月収録
3000円

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