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2012年05月19日

ロンドンでミュージカル19

20120519

今日は、ウィキッドwicked と 
ビリー・エリオット(リトル・ダンサー)Billy Elliottを観た。

wickedの劇場は、これまでで最も広かった。ずっと前にチケットを買ったのに、
私の後ろの席はガラガラ。
座席も今まででいちばん後ろのZ列!「と、遠い・・・」が第一印象だ。
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CDを聴いてあらすじも調べたのに、あまり意味が分からなかった。
分からなかったというよりも、共感できるところがほとんどなくて、
何となく距離感や置いてけぼり感を持ってしまったのだ。

なので、考え方を変えて、ひたすら楽曲の良さに浸っていた。
後ろの席の女の子は、有名な曲になると大きな声で歌い、幕間に周りの大人たちに
褒められて嬉しそうだった。

Madame Morribleの衣装は、どれも必見。日本人には考え付かないデザインばかり。

Nikki Davis-Jones : Elphaba
Chloe Taylor : Grinda
David Rubin : Fiyero
Julie Legrand : Madame Morrible
Desmond Barrit : the Wizard
Lillie Flynn : Nessarose

Billy Elliottは、映画が大好きなので、ずっと前から公演を楽しみに待っていた。
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観た感想は、「とにかくよかった」。

今までの演目にも子どもたちは出演していたけれど、主役が子どもなのは無かった。
この演目で、West Endの舞台に立つ人たちは、年齢に関係なく高いレベルで、
演じられる、歌える、踊れる、タップができる、バレエができる(体が柔らかい)と
ハッキリ教わった気がする。

この演目のキャラクターも、役割がはっきりしていて分かりやすい。
台詞のない脇役まで見逃せない。
炭鉱夫たちが悩み、苦しみながら、ビリーに希望を託し、自らは再び深い穴の底に
戻っていくラストシーンは、光と影の演出が素晴らしかった。

あれだけ踊れたらいいだろうなぁ。センターに立ってBilly役をやるような人は、
踊りにクセが無くて上級者たちに囲まれてても彼らを率いることができるんだなー。
なんて思っていたら、映画の通りに物語りは順調に進み、あっという間に終わってしまった。

宿に戻ってから、パソコンで映画版も観てしまった。何度でも泣ける作品だ。

Kaine Ward : Billy
Gillian Bevan : Mrs.Wilkinson
Deka Walmsley : Dad
Michael Peavoy : Tony
Ann Emery : Grandma
Sean Kearns : George

今日の2つの劇場は、劇場街から離れた場所にある。
バッキンガム宮殿に近いので、Royal Mewsと併設お土産店(王室グッズ)を見たりして、
普通の観光をしてみたくなった。

宿近くのレンタル自転車置き場のカードリーダーが不調で、2ヶ所も使えなかった。
たまには国鉄で行こうとしたら、隣の駅なのに600円もかかると知りビックリ!
遠くのレンタル自転車置き場へ行くか・・・と思ったが、目の前にバス停があったので
初めてバスに乗ってみることに。

二階に座ったらどれだけ眺めがいいだろう・・・でも、そんなに感動しなかった。
バス停3つ目で「宮殿近くならここで降りてください」と言われ、
歩いたのとほぼ変わらず・・・。これでバス代320円也。

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降りたGreen Parkは、本当に視界一面がグリーンな公園だった。リスがちょろちょろ。

人がぞろぞろ向かうほうへついていくと、バッキンガム宮殿前に来ていた。
赤い帽子の兵隊さんたちがやってくる11時ぴったりに来てしまうなんて、
超観光客的失敗だ。女王の行事の道路規制で、普段よりも狭い場所でもみくちゃにされる
観光客たちの様子も「観光」してみようと、しばらくここに滞在。
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すると、警察の騎馬隊がやってきて、交通整理をしているではないか!
ナイスポーズ!全色そろってカワイイ〜。

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格子越しに何とか撮れた奇跡の1枚・・・。

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後日、Horse Guardsで再会する近衛騎馬隊も来てくれた!
どこかへ行ってしまうので追いかけたが、馬の並足は私の駆け足。息が切れた。
Wellington Archでの写真が撮れたので満足。引き返してThe Royal Mewsへ。

ここは王室の厩舎。公式行事用の馬車と馬がいる。(日本の皇居内にもあるのだ。)
さっきの近衛騎馬隊は軍隊なので、同じ馬でも役割が違う。

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こんなにきれいな厩舎が、他にあるだろうか?!
でも馬はほとんどいなかった。他で仕事、訓練、休暇らしい。まるで人間みたい。

本物&そっくりの展示物で、馬と馬車と王室の歴史が学べる。
乗り心地が悪い、運転がすごく大変、と乗り手に言われてしまう4トン馬車。見た目重視?

ミュージカルを観終わって22:30にレンタル自転車で帰路に。
チケットを買いに来たときにも走った道だから分かるはずが、交通規制や夜の暗さで
知らない道に来てしまった。

赤い道路(王族たちのレッドカーペット)も途中で途切れ、とっても不安に。
前方の自転車たちを追いかけて一方通行ではない道を探りたどって、何とか帰れた。

乗り場やルートが分からないバス、高いタクシー、1駅600円の国鉄、迷う自転車。
夜の宮殿からの帰宅ルートは悩み深い。
今日の帰り道を乗り越えれば、あとはもう大丈夫だ!

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2012年05月18日

ロンドンでミュージカル18

20120518

今日は、シンギング・イン・ザ・レイン Singin' in the Rainを観た。
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シンギンと言うほうが正しいノリかも。邦題「雨に歌えば」。

有名映画で予習済み。舞台→無声映画→トーキー映画と、エンタメの主役が
交代した激動の時代を、本当にあったんだろうな〜と想像させるエピソードを
織り込んで、面白おかしく見せてくれる。

トーキー映画があれば舞台を観に来るお客は減るはずなのに、今も大繁盛。
この物語を劇場で観ることは、トーキーから舞台へ結ぶようで、
まるでメビウスの輪のようにエンタメは終わらない。

実は映画で予習した時から、主な2人の男優のキャラクターが混じってしまい、
どっちがどっちかよくわからない。舞台でも混乱したまま終わってしまった。

Kathyの声が無声映画に吹きかえられたら、ダメなものも良くなった。
声や話し方にも魅力っていろいろあるんだなぁ。

ダメと言ってしまったが、キーキー声の有名女優 Linaこそ真の主役なのでは?!
雨のシーンとキーキー声の騒動が、甲乙付けがたく楽しい。会場大爆笑。

カツゼツのコーチも笑えた。「モーゼがナントカカントカ」
抜けてる感じが、Top Hatの執事に似ている。

こんな立派な劇場で、まさか本当に雨を降らせるとは予想もしなかった。
ステージの上から大雨が降って、塩素の臭いが。
開演前にトイレ近くの天井の配管がゴボゴボ鳴っていたのは、
きっとこの大量の水のためだったのね。

ステージは深さ5cmほどのプールになっていて、最後に全員で踊りながら
わざと水を飛ばしてくるので、前列の観客は大騒ぎ!
かっぱほしかっただろうな。
いちばん良い席で!と購入している私のところには、ギリギリで水が来なかった。
さすが良い席。

今日はMatildaを観るつもりだったけど、チケットは完売。
急いでもっとも近い劇場のSingin' に入ったのだ。Matildaは本当に大人気。

Adam Cooper : Don Lockwood
Daniel Crossley : Cosmo Brown
Scarlet Strallen : Kathy Selden
Katherine Kingsley : Lina Lamont
David Lucas : dialect coach

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2012年05月17日

ロンドンでミュージカル17

20120517

今日は、ウォー・ホース(戦火の馬)War Horse と 
トップハットTop Hat を観た。

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War Horseの劇場は狭い。I列でも良い席だ。
舞台に近い席はランクが下がり見えづらいらしいけど、馬がはみ出るように迫ってくるから
次回は最前列で観てみたい!
前売りでも売切日が多くて、マチネの残席さえ僅か。大人気。

この演目を観て感動したスピルバーグが映画化してくれた。
旅行直前に詳しく楽にあらすじが分かり、ラッキー!
歌のない普通の演劇なので、映画を観ていなかったらかなり謎が残っていただろうな〜。

馬1頭を3人組で動かすのは、文楽ににている。
馬は本物と同じ大きさで、精巧に操るのでそのうち本物に見えてくるのだ。
感情移入して観たら、幕間にはどっと疲れが・・・。

映画では父親の古いリボンが目印だったけど、舞台ではそこまで細かい道具は
使わなかったし、せっかく出会えたのに競売で〜なんて意地悪な試練もなかった。
大砲をひかされる2頭の場面と、ポッポーで再会する場面は、
映画同様に泣ける名場面だ。

カーテンコールには、ちゃんとガチョウまで出てきて笑えた。
役柄どおりにキョトンとしてたので、観客から拍手の愛情を受けていた。

Jack Holden : Albert Narracott
Steve Nicolson : Ted Narracott
Rachel Sanders : Rose Narracott
Alex Avery : Captain Nicholls
William Rycroft : Captain Stewart/Rudi
Emily Cooper : The Goose
Joey and Topthorn

Top Hat は、DVDが見つからなかったので、ネット検索して簡単なあらすじを読んだ。
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物語は、ヒロインの勘違いがいくつも重なり続けて起きるドタバタ劇だ。
ベネツィアに移動して、もうひと騒動!
たいていどの演目にも、ドイツ人(嫌われ役)とイタリア人(道化師役)が登場するけど、
今回はイタリア人が目立つ役で登場するので、お笑い系の演目なのだ。
恋の悩み以外は、全く苦しみがなくてひたすら明るい。

Tom Chambersは、リードがものすごく上手だった。
パートナーの女性はダンスに集中できるから、見どころがさらに盛り上がる。

Summer Strallenは、どんな服も着こなすスタイルの良さ。品があり乗馬服も似合って、
この役にぴったりだ。演技も上手い。

主人の顔にアツアツのステーキを乗せてしまう従者、ムードメーカーのマダム、
恐妻家、イタリアン・ピエロなど、登場するのはおもしろキャラばかり。
飛行機がブーンと到着する仕掛けは、シンプルなのに大爆笑だった。

昔のタップ・ダンス全盛時代に戻って、フレッド・アステアを生で観たいなぁ。
(その後、近所のレンタル店でこれのDVDを発見したのであった・・・)

Tom Chambers : Jerry Travers
Summer Strallen : Dale Tremont
Martin Ball : Horace Hardwick
Vivien Parry : Madge Hardwick
Ricardo Afonso : Alberto Beddini
Bates : Stephen Boswell
 
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今日は天皇皇后両陛下がイギリスに来ていたらしい。
エリザベス女王のDiamond Jubilee(即位60周年)の行事に招待されたとのこと。
まだ先のことだと思っていたけど、行事はもう始まっているのだ。
こんなに遠い異国の地でも、Hyde Parkあたりをうろうろしていれば
会えたかもしれない!?日本国内よりも人は少ないだろうし・・・。

天皇陛下は手術したばかりなのに、12時間もかけて移動なんて(私でさえ疲れるのに)。
空気や水のようにイギリス中にあふれているエリザベス女王ほどではないけど、
王族・皇族って本当に大変な立場だと痛感。

War Horseの劇場に早く到着したのでその辺をぶらぶらしたら、
いい感じのマンションがあった。
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濃い茶色よりも、こういう色のほうが好き〜。ロンドンならこのマンションに住みたい。

※追加:Diamond Jibleeの王族も、War Horse にニコニコ。(音が鳴ります)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=75blE32JgoU

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2012年05月16日

ロンドンでミュージカル16

20120516

今日は、バレエ「ラ・フィユ・マル・ガルデ La Fille mal gardee」 を観た。
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日本語に訳せば「見張られた娘」。
娘を裕福な家に嫁がせたい母親が、恋人に会わせないよう執拗に束縛する話。

5/5ルグリの「こうもり」以来、バレエは2度目。
メジャーな演目じゃないと素人の私には理解できないんだけど、
この演目がメジャーなのかどうかさえ知らない始末・・・。
チケットサイトの高評価な口コミを信じ、あらすじを軽く覚えロイヤル・オペラハウスへ!

女王様の歌劇場だけあって、街のど真ん中、コヴェントガーデン。
内装も最高のセンス。シンプルなのに品がある。
写真撮影しようとしたら、カメラのレンズエラーで1枚も撮れなかった。
珍しく劇場内を撮影しようという時に限って!
(帰宅後、カメラの角をたたいたら直った。)

娘Liseは、カワイイ。バレエはやはり白人のものだと思った。
つま先だけで10mほど歩くのを見ると、こっちまで痛くなる。

恋人役は、ちょっと背が低かった。
農民の衣装からかっこいい衣装に着替えただけで、王子様のような
輝きを放ったので驚いた。表情も違い、まるで別人。

地主の息子はマヌケな性格。でも憎めないキャラ。
動きでとろさをうまーく表現していた。演じるのが楽しそうな役。

母親=悪役年増を男が演じるのは、歌舞伎と同じ。
文化は違うのに、悪いことしたらおしりペンペンとか
いつもと違うよ熱があるんじゃないの?など、日本と同じことをする。
木靴タップダンスに、この人たちなら何でもできそう・・・と圧倒された。

バレエはセリフがないのにわかりやすい。
おそらく散りばめられている文化や歴史や背景を読み解ければ、さらに面白い。

隣にバカップルがいたせいで、集中できなかったのが残念。
ボックス席で楽しげに、誰にも邪魔されずに観劇する人たちが羨ましかった。
座席のランクって、問題解決の工夫なんだと気づいた2時間だった。
いつかボックス席へ!

Roberta Marquez : Lise
Steven Mc Rae : Colas
Ludovic Ondiviela : Alain
Philip Mosley : Widow Simone

ひたすら寝たせいか、体調は回復。腐りかけのオレンジや牛乳で朝食。
そういうのでも残っててありがたかった。

自転車を借りようとしたら、近所の2ヶ所とも手に入れられず、諦めて歩いてみた。
自転車がなくても大丈夫だったんだ・・・といまごろ気付いた。
意外に町なかに泊まっていたらしい。自転車で苦労の連続よりも、確実な徒歩でいこう。

IMG_0283.jpg 毎日、マックでチーズバーガー。

IMG_0282.jpg 病みあがりに、コーンスープ&菓子パン。

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2012年05月15日

ロンドンでミュージカル15

20120515

夜中に寒くて起きてしまった。
昨日、劇場でアイスを食べたらお腹が痛くなり、疲れも溜まっていたせいで
体調を崩したらしい。

観劇以外には何もしないで体力温存、の作戦も失敗してしまった。
昨日、もう1枚重ね着して出かければよかった・・・。

イギリスはまだ寒くて冬のよう。5月なのに冬の服装だ。
タンクトップ、カットソー、セーターかトレーナー、中厚ダウンジャケット、
マフラー、レギンス(タイツ)、靴下。

お腹と首の左(ヘルニア)が痛む。トイレの他には何もできない。
寒い、痛い、つらさに耐えた。薄い毛布が1枚とオイルヒーターしか
なかったけど、頑張った。
親子丼もどきが冷蔵庫に作ってある。でも消化が悪くて食べれない。
オレンジとかプチトマトとか、誰かに買ってきてほしいよー。
今は一人暮らしよりも大変な一人旅だからそれもできなかった。
こういう時に限って、この家のオーナー家族は一切やってこない。

ミュージカルのチケットを先にまとめ買いしたのは失敗だったかもしれない。
当日買いのほうが良い席があるような気がしはじめていた。
今日の観劇はあきらめて、明日の夕方の公演時間までひたすら寝ていた。
本当に何もできない1日だった。
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posted by よしこ at 13:13 | Comment(0) | ロンドンでミュージカル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする