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2012年05月24日

ロンドンでミュージカル24

20120524

時間が経つのは早いなぁ・・・と思ったら、普段よりも旅行期間が短い。
いつもは3〜4週間かけるので、2週間ちょっとが短く感じる。

5:25に宿を出発、朝から通行人に助けてもらって何とかタクシ−をひろった。
Paddington駅からHeathrow connect(準急電車)で空港へ。
宿から空港まで£20くらいかかった。車窓からの眺めが良いわけでもない。
通勤時間でなかったんだから、地下鉄£5で行けば良かったなぁ。
時間もそんなに変わらない気がするし・・・。

羽田に着いても夜明けごろだった。品川で立ち往々し、やっと来たと思ったら、こだま。
宿を出発してから自宅に着くまで22時間。不便な時間帯でますます疲れた。

反省点1.早朝便は使うな。たとえ羽田が便利でも。時間もお金もかかる。
早朝便は機内食が1回分少なく、仕方なくカップめんで空腹をしのぐお客が続出。
さらに、人生で初めて時差ぼけして3日ほど苦しんでしまった。

反省点2.素人にはお金を払うな。たとえ安くても。
1日目の宿以外は貸し部屋を使った。真冬でも薄い毛布が1枚で風邪をひき、
オーナーは掃除嫌いなので部屋は汚く、トイレットペーパーがなくなって困り、
いくらなんでもサービスが悪すぎた。
不満を抱えた時間を考えると、2倍くらいしてもプロがいるホテルに泊まるべき。
素人が貸す宿は、安いようで高くつく。
劇場巡りなら、Leister Station付近のホテルに泊まれば、移動の心労も
少なくできる。

反省点3.ロンドンで貸し自転車は使うな。
車はあまり走っていない。たくさんいるようでも、バスとタクシーがほとんどだ。
道路の90%が一方通行。だからみんな徒歩か公共機関で移動するんだろう。
自転車も車と同じ交通ルールなので、一方通行に振り回されて方向を見失ってしまう。

特に人気があったミュージカルは、マチルダMatilda、ウィキッドWicked、
ビリー・エリオットBilly Elliot、ウォー・ホースWar Horse、マンマ・ミーア
Mamma Mia!、地方ツアー(オペラ座の怪人The Phantom of the Operaと、
ダーティー・ダンシングDirty Dancing)。

私のおすすめミュージカルは、John Owen-Jonesのオペラ座の怪人、ゴーストGhost、
ウォー・ホースWar Horse、トップ・ハットTop Hat、ビリー・エリオット
Billy Elliot。

個人的に思い出いっぱいなのは、子供の頃から大好きだったダーティー・ダンシング
Dirty Dancing。
そして、何がいいのか分からないのに楽しくいつまでも記憶に残る、
ロック・オブ・エイジスRock of Ages。

イギリスを知るなら、ブラッド・ブラザ−ズBlood Brothersは外せない。

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2012年05月23日

ロンドンでミュージカル23

20120523

今日は、マチルダmatildaを観た。
平日のマチネのためか、劇場前や中に学校のクラス単位で子供たちが来ていた。

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クラシカルな他の劇場と違い、matildaの劇場だけは天井の絵画もなく普通で新しい。
入場したとたんに、子供たちの学校の世界が広がっていた。斬新〜!

予習したわりに何を言っているのかよく分からず、みんなが笑っているのに笑えないつらさ。
しかしこのミュージカルの登場人物は、みな見事にキャラが立っているから分かりやすい。
キャラクターを楽しむミュージカルだ。
あと、セットと振り付けも!

出演者はほとんどが子供だけど、他の作品でも一人前に演じているのを観てきたため
慣れてしまい、子供なのにすごいなぁとは思わなくなってしまった。
それでも、マチルダ役の少女・・・あの年齢で一座を率いるのは、ものすごい経験だ。
最後に1人でセンターで挨拶するのは、やっぱりスゴイのだ!

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キャラクターの中でも際立っていたのは、もちろんMiss Trunchbull(女校長、元ハンマー投げ選手)。
それを演じていたのが男だって分かってはいたけど・・・
まさかこんなにイケメンだったとは!俳優のなりきり度はおそろしや〜。

Marc Antolin : Henchman
Steve Furst : Mr Wormwood
Haley Flaherty : Miss Honey
Verity Bentham : Cook
Bertie Carvel : Miss Trunchbull
Peter Howe : Michael Wormwood
Melanie La Barrie : Mrs Phelps
Matthew Malthouse : Escapologist
Alastair Parker : Sergei
Nick Searle : Henchman
Emily Shaw : Acrobat
Lucy Thatcher : Henchwoman
Josie Walker : Mrs Wormwood
Tim Walton : Teacher/Doctor
Gary Watson : Rudolpho

Hayley Canham : Matilda
Jade Marner : Matilda
Terrell Forde : Nigel
Elliot Reeve : Nigel
James Moore : Tommy
Jordan Anderton : Tommy
Joseph Holgate : Bruce
Jake Ibelo : Bruce
Miles Paloma : Bruce
Robyn Ashwood : Lavender
Lauren Halil : Lavender
Zak Baker : Eric
Abby McGovern : Hortensia
Ella Wortley : Hortensia
Chorlene Biron Monnier: Alice
Mia Jenkins : Alice
Morgan Hartley : Amanda
Ava Merson-O’Brien : Amanda

matildaの前に、horse guards(陸軍の近衛騎馬隊。オスカルとか北面の武士と一緒。)へ。
またもや危険を冒して自転車で。自転車乗り捨て場を必死に探したら、テムズ川に着いた。
2週間もいて初めて目にするテムズ川、ロンドンアイ、ビッグベン(てっぺんだけ)。
・・・眺めることもなく、さっさと馬のほうへ。

馬に乗った兵隊さんのいる門をくぐった。ウィリアム王子の結婚式でここを通ったのを
テレビで観て憧れていたので感慨無量〜。
なぜかテレビ局、ロイターなどのマスコミが5社ほど来ていた。
「騎馬隊が入場して少し写真を撮ったら、すぐに次へ行こう」とここの責任者(軍人)と
打ち合わせしていた。20分後その通りになり、ドドド・・・と走って行ってしまった。

ネットで調べると、今日はオリンピック100日前なので、近衛隊全体が宣伝を兼ねた
イベントをしてくれたらしい。そして、6月初旬の女王陛下在位60年記念式典のために
カナダ王立騎馬警察が騎馬隊の交代式に参加するなど、いろいろ盛りだくさんな日だった。
・・・と6/6に気付いたのだけど。

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オリンピックまであと100日!ロンドンならでは。
※私の隣のロイターの人が撮った写真(イギリスのネットニュースより)。

そして私が撮った写真(ロイターに負けないぞ)。
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その後、博物館を見学。
 

イギリスでは、野原、路地裏、宮殿前、horse guardsなどで、何度も馬を見れて楽しかったなぁ。

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2012年05月22日

ロンドンでミュージカル22

20120522

今日は、シカゴ Chicago を観た。
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「本日のロキシーは、エマなんとかが演じます!」と館内放送がされたら、歓声が。
誰?と思っていると、小さくて細いお姉さんが登場。う〜む、結局分からない。

Velma役は、出演者の中でも長身。男の人と同じくらいの丈だ。
RoxyとVelmaが並ぶと、ミニとノッポでいいコンビ?

映画化済みの演目で予習できたため、とても分かりやすかった。
来日公演の頃はインターネットをまだ使っていなかったのか、
何も分からないまま観たので、分からないまま終わって損した気分だった。
あらすじはネット検索でき、CDも映画もありの今は、とても便利になった。

前半はとても楽しんでいたのに、そのうち飽きてきてしまった。
それに比べ、映画はとても巧くできていると思う。話の薄い部分はカットされ、
ボリュームいっぱいの体と肉食の表情・声を持つキャサリン・ゼタ・ジョーンズが
Velmaを演じ、全体のキャスティングも成功。
この演目をアメリカでも観たくなった。

私のシカゴ運は良いらしく、来日公演も今回も前方の席が取れた。
最後に投げられるバラの花を拾えるのが近い席。

Emma ナントカ : Roxy Hart
Rachel Mc Dowall : Velma Kelly
Raza Jeffrey : Billy Flynn
James Doherty : Amos Hart
Jasna Ivir : Mama Morton

宿でぐずぐずしていたら、Horse Guards の交代式に間に合わない時間に
なっていたので、あきらめてナショナルギャラリーに変更。

ここを初めて通ったとき、大英博物館だと勘違いしていた。
ネットで主な収蔵品を確認したら、いいものが多いみたい。
イタリアのように名画が分散していないのかもしれない。
初めから美術館として建設されたそうだが、展示室は3階のみ。不思議な造り!

レ・ミゼラブルやWar Horse を観てからは、戦争絵画がリアルに見えた。

イギリスの代表選手ターナーは、イギリスの発展を象徴する海や船が
主な題材だ。海と船で出世した国だから、その時代にこれらの題材を
描きたくなる気持ちはわかる。

肖像画。画家の前で一生懸命にポーズを取る貴族・商人たちが、
絵画の向こうにいるようで、想像するとちょっと面白かった。

カラバッジョとレンブラントにたくさん会えたのは嬉しかった。
他の国外作家は、やっぱり故郷の美術館でないと物足りない。
ここの作品の顔ぶれを考えたら、ナポレオンや戦争がルーブル美術館の
質も量も充実させたんだと気づいた。
そうでなければ、あんなにいいものが集まるはずがない気がする。

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2012年05月21日

ロンドンでミュージカル21

20120521

今日は、レ・ミゼラブルLes Miserables (2回目)を観た。

WestEndに来るきっかけをくれたHadley Fraserは、映画撮影のために
2週間お休みだったけど、今日は劇場への復帰予定日。そんなにすぐに舞台に戻って
くるのか?!前回、窓口の人に聞いても分からなかった。いつまでもギャンブル気分。
祈るように劇場到着。これでまた代役だったら、3回目もアリ・・・?

ドキドキしていると幕が開いた。Javertが登場!
しかし「あれがHadley?別の人かな」としばらく疑うほど、オペラ座25周年〜と
同じ人には見えなかった。俳優の七変化、恐るべし!

6.jpg ギチギチで頑固なオヤジの雰囲気が出てる!

前回、Javertの自殺の場面が印象的だったので、今日も楽しみにしていた。
もちろん双眼鏡でよーく観た。

Earl Carpenterは、悲しみを内に秘めたままスローモーションで落下して、
そのまま左にゴロゴロっと捌けていった。
Hadleyは、乱れた長髪で激しい憤りを表し、顔を上に向けて勢い良く落ち、
右にゴロン、左にゴロンと川の底で苦しみ流されてから、左にゴロゴロっと捌けた。
う〜ん、芸が細かい!完璧主義だな。(Earl Carpenterが適当という意味ではない。)
思いがけず2種類のJabertを観れて得した気分!

今日は遅刻しないでゆっくり観たら最初から泣けて仕方がなかった。深く感情移入した。
Jean Valjeanあってこそのレ・ミゼなんだと重ねて思った。歌がせりふの演目なので、
彼の歌で物語が進む。深くて重く、俳優の人柄が全体に行き渡る役だ。

それより、Alexia Khadime演じるEponineは、何とかならないのかな。
自分の歌を聞いてもらうことと、役を演じることは違うと、監督は教えてあげて〜!

最後に登場人物たちが全員現れた。2回目の鑑賞で、彼らがみんな死者だと気付いた。
わずか2時間でこんなに何人も死んでしまった。当時のフランス社会が、そこにあった。
それぞれがいろんなことを考えながら、不幸にも死んでしまった当時の人々。
ヨーロッパ史にも興味がわいてきたぞ。

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2012年05月20日

ロンドンでミュージカル20

20120520

今日こそマチルダMatildaを観るぞ!と決意したのに、劇場に着いたのは
開演30分前・・・売り切れ。それ以前に売れ切れていたとは思うけど・・・。

他の劇場を探して行くのも面倒だから、大英博物館へ出かけよう。
歩いてすぐ。裏道にあるのが意外だった。

セキュリティーチェックが何もない。入場無料だし大丈夫なのかな。

あの有名な丸いグレート・コートだぁ!いま私の目の前にあるなんて。
ついにここに来たんだとしみじみ。
1ポンドで地図を買い、どんな展示物があるのかチェック。外国産の立体物が
多いみたい。あんまり観たいものがなかったので、真面目モードはやめて
好きなように進むことにした。

扉1枚くぐるだけで、そこにはエジプトの世界が広がっていた。わぁ〜!
中近東からこんなに巨大なモノを運んでくるのは大変だったろうな〜。
「どうしても欲しい!」と駄々をこねる昔のイギリスおじさんコレクターが
頭に浮かんだ。

大英博物館には大量のエジプトの展示物があるけど、死者を送る船や内臓壺など
大事なものは見あたらなかった。エジプト人はしっかりしているとは言えないが、
列強国に翻弄されていろいろ持っていかれても守るべきものは守ってきたんだなと
気付いた。お宝の流失は、国の大事な資源を失うことだから気をつけないとね。

エジプトのヒエログリフや絵画は、浮世絵気分で見ると楽しめる。
当時の人々が何を考え大事にしていたのか、と。ただ、庶民はほとんど
描かれていないので、今回は王様たちには何がごちそうだったのかを
調べてみることにした。
2階に「王様(?)のごちそう」という解説があったので、ヘルプを
もらえた気分で嬉しかった。
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カモ、ワイン、麦(?)などが山積み。受け取る人も笑顔?!

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「イギリス人は、スフィンクスの髭は野蛮だ、と削り落とした」とエジプトで知り、
何て馬鹿なことを!と思った。これがその髭だ!

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ロゼッタストーンは一番人気◎。糸のような浅い彫りがよく崩れ落ちずに残っていたなー。
これを作れと言った人も、作った人も、エライ!!

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女王様(?)の子育て。女性は昔から花が好きだったり踊ったり。
今は白くても、本当はこんなにカラフルなんです。

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エジプトの家畜飼い。牛がスマイル?収穫が終わったら儀式と宴会?

西洋美術で何かをもらえるなら、ギリシャ彫刻か絵画と答える。ギリシャ彫刻を
知ってしまうと、それ以降の美術は進歩していないように思えることも。
ギリシャ時代は美の頂点だ。

大英博物館のギリシャ彫刻は、パルテノン神殿モノが有名。神殿以外の美しい
彫刻に何点かいいものがあったけど、期待していたわりに、ルーブル美術館の
ニケ像みたいな衝撃がなかった。また観たいな、ニケ像。

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ギリシャ彫刻。空気や風の流れまで刻まれている。

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ギリシャのイケメンたち。

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くさび形文字が彫られた石。綺麗で立派な出来に、メソポタミア文明の繁栄が見えた。

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日本コーナー。サムライは大人気。私が旅行し始めた頃から、ヨーロッパでは常に人気。
土偶と土偶のマンガ(日本製)。三菱財閥の支援で、海外のわりに展示品の選び方がセンス良い。

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ハニワとアイヌ衣装。

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キリスト教禁止令の立て札。日本でも見たこと無いよ!

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おもしろ展示品を見つけるのも美術館の楽しみ。
治したい体の部位の西洋土偶(日本にも同様の出土品あり)と、顔つき壺。フフフ。

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おじさんのモザイク、噴水にありそうな彫刻(亀?ワニ?の上で逆立ち)。

Lindow manは、沼に漬かったため保存状態が良い死体。死体とミイラの間くらい。
使い古した牛皮のバッグみたいだった。ここに来るまで知らなかった、新発見。

ミイラになった王様、墓から掘り起こされて展示されてる人、Lindow man、
レーニンや毛沢東(科学保存)、日本の即身仏・・・永遠の命にはいろんな道がある。

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