よしこの旅ブログ > ヤニック・ネゼ=セガン、諏訪内晶子、フィラデルフィア管弦楽団

2014年06月02日

ヤニック・ネゼ=セガン、諏訪内晶子、フィラデルフィア管弦楽団

20140602

1曲目:チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35

この曲ほど、第一印象が全体の出来を左右してしまうものはない。
生演奏なので不安だったけど、CD同様に素晴らしく「キマった」。

出だしがキマっても、ほっとしている時間はない。
そこからがまた大変で、冒頭から一度も止まれない曲なのだから。
良いスタートをきったF1カーのように、ずっとトップを維持しなければならない。

さらに途中には大きな障害物のような、約5分のヴァイオリン・ソロがある。

自分の音だけしか聴こえないというのは恐怖だ。
前にはたくさんのお客さん、後ろには世界有数の指揮者とオーケストラ団員たちがいて、
いいか悪いかを判断するのだから。
私の仕事はとても大変だけど、諏訪内さんに比べれば屁の河童だな、諏訪内さんスゴイ!
とビクビクしながら聴いた。

ヴァイオリンって、ピアノよりもソロのプレッシャーが大きい気がする。

特に良かったのは、第一章がピタッと揃って終わった瞬間・・・
まるで、F1カーが2台同時ゴールしてしまい、ビデオ判定による結果発表の瞬間を
迎えるかのような息を呑む一瞬だった。疲れて、フーッとため息をついた。

映画「北京ヴァイオリン」で流れていたのを思い出して懐かしんだ。
もうああいう中国はないんだな、とか。

1曲目だけで、カツ丼・天丼・親子丼を一気食いしたように疲れて、フラフラした。
諏訪内さんの魔力は凄い。



2曲目:チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調 op.74 「悲愴」

良く知らない曲・・・今日のお目当ては1曲目と諏訪内さんだったから、
私にとってはおまけみたいなものだった。

でも、私の席から良く見えるパーカッションを観察してたら、別の意味で
面白くなってきてしまった。

ミューザのオスロでもそうだったけど、パーカッションの演奏ってなぜか面白い。
たくさん並ぶスティック、
太鼓を90度傾けてまた戻して・・・どんな違いがあるのか?
銅鑼なんか、一度だけジワーッと鳴らして終わり(笑)。

パーカッションをウフフって楽しんでたら、そのうちチャイコフスキーらしい
華やかさが現れ、曲全体まで楽しんで聴くことができた。

横の席から眺めると、曲以外も楽しめておすすめ。


指揮者 ヤニック・ネゼ=セガンは、分かりやすい動きと指示、明るい人柄だった。
悲しみのコントラバス(c. タモリ倶楽部)だけと握手して、他の奥のパートには
しないとは珍しい。

団員も、彼にならついていこう思っていそうな感じにまとまっていた。

サントリーホールはミューザ同様ワインヤードだけど、ミューザの方が高音質な気がする。


会場入り口に長蛇の列があって驚いた。当日券ではない。
割引チケットなのか、引き換えなのか?


21:05 終演

地下鉄通路のコンビニ寄って

銀座線で溜池山王→新橋、JRで→品川、

21:51 新幹線。

もうちょっと交通の便が良ければいいのになぁ・・・。



サントリーホール 大ホール
C席(2階1列、出演者用ドアの上) 15000円









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posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | クラシック・コンサート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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