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2014年07月07日

白菜、指輪、入谷あさがお市

20140707〜08

東京へお出かけ。

まず、母と一緒に入谷あさがお市へ。


雨が降っていたので、簡易アーケードになっていた。
広い道路に沿って、ずっとあさがおオンリー。
反対側の歩道にはあさがおは無く、食べ物の露天が立ち並ぶ。


江戸らしい「団十郎」という品種を見ようと楽しみにしていたんだけど、
実際の色は、海老茶というほど茶色ではなかった。

江戸時代のアナログバイオに熱中する人々を妄想し、内心ぷっと笑った。


IMG_0008.jpg 鬼子母神のドラゴン!

IMG_0010.jpg あさがおのお札と、いい笑顔



その後、東京国立博物館は混むので、私ひとりで行った。

台湾の故宮博物院から来ている「白菜」が、ここで2週間だけ公開になっている。

私はずっと昔にその博物院を見学したんだけど、白菜というエリートがあると知らず、
隅々まで見たのに白菜は逃し、ダイカット絵葉書だけ買って帰ったのだった。

それ以来、白菜、白菜・・・と気になるものの、白菜1つのために台湾まで行くつもりは無い。

今までは政治の関係でムリだったのが、やっとアジアでも公開できるようになり、
それでやっと東京に来れたそう。混んでいても絶対に行かなければ!と思った。
ミーハーな客と大違い。時代がかった執念なのである。


特別展「台北 國立故宮博物院−神品至宝−」



先に、白菜以外の平成館。

平成館も混んでいて、じっくりは見れなかった。しかし、私の目的は白菜なので、
興味があるもの・・・青磁や刺繍や書道などだけをよーくチェック。

昔の中国人の技って驚愕ものだ。
なのになぜ今の中国はイマイチなのだろう?

お宝は政治の道具に使われることがあるけど、中国は多民族なので、
その意味や威力が日本とは全く違うのだということが勉強できた。



日本人が愛した官窯青磁(東洋館での記念企画)

青磁は中国のものだから、中国が研究の世界基準になるのは当たり前。
でも、日本では独自のルートで自分なりのものさしを作り上げてきたらしい。
青磁の魔力にとりつかれた研究者やコレクターたちの執念や熱意が感じられる。

IMG_0025.jpg IMG_0031.jpg

IMG_0029.jpg IMG_0028.jpg
メーカーに修理を頼んだら、ガムテープで適当に直されて戻ってきた、って感じ(笑)。
昔から中国クオリティーな対応だったんだな。


IMG_0020.jpg IMG_0021.jpg
これは東洋館常設展の朝鮮の焼き物。本日のおもしろ作品に決定!



さて、白菜。

台湾国のいちばんのお宝が「白菜」だと知ったとき、小さな笑いが止まらなかった。
そして、今日までそれは続き、実物を見ても変わらず。

どんなに素晴らしい彫刻技術でも、レアな色と大きさのヒスイだろうと、
どんな意味があろうと、白菜は中国料理に欠かせないとしても、
キャベツ・にんじん・じゃがいもではなく「白菜」というサブポジションの面白さ。

白菜という微妙なポジションのおかしみがなければ、ここまで人気は出なかっただろう。
台湾の国宝のヒスイを見に来たというよりも、「白菜だってよ〜」な感じだ。

ちなみに、同じくらい貴重な「肉に見える石」は、九州でのみ公開。
白菜、肉・・・国宝が食べ物シリーズって、やっぱり台湾(中国)は凄い(笑)。



NHKが大規模な特集番組まで放映してしまったので、白菜に3時間待ちと聞いていた。

私は、長年の道楽の成果を総動員して(笑)、どの日のどんな状況に行けば
それほど苦労しないか計算して臨んだのだ。

そして今日は白菜の最終日なのである。


IMG_0015.jpg
着いたときは70分待ちだったけど、

私が並んだときは「60分待ち」と言われ、結果的には白菜の目の前まで25分だけだった。


しかし、実際に観れたのは「15秒くらい」だったかな。
白菜の周りを歩きながら半周しただけ。それ以上見たい人は、ロープの後ろから
遠目に見てねという感じだった。

遠くからだと見えないので諦めた。
まあ、そんなに必死に見るべきものでもない(笑)。

面白かったと思えれば十分なのだ。

写真では1/3くらいが緑色だけど、それは芸能人が得意な顔の角度を知ってるのと
同じで、実際は右側が緑なだけで、左はほとんど白い。

思ってたよりも白い・・・と、みんな気づく。


記念グッズ売り場がいちばん笑いが絶えなかった。白菜グッズが大繁盛。みんな笑ってるし。
もはや、ゆるキャラである。

普段は買い物をしない私も、2000円も散財してしまった(笑)。
白菜をとことん楽しみたくなったのである。

IMG_0058.jpg サブレー、はがき、3Dはがき、一筆箋


IMG_0059.jpg 6枚で1000円(-_-;)





20140708

翌日も、また上野へ。


まず、東京国立博物館の常設展。


国宝 「納涼図屏風」

こちらは日本が誇る「ぷっ、これが国宝!?(笑)」の一品である。
上手いし好きだし季節柄ちょうど見ごたえがあるんだけど、笑える。

IMG_0050.jpg 家族でグータラ中(笑)



親と子のギャラリー 仏像のみかた 鎌倉時代編



この博物館の夏休みの子供向け企画は素晴らしく、今回もたまたま見れたけど、
やっぱり毎回見逃してはいけないと思った。
仏像&鎌倉時代・・・最高の教材ではないか。

IMG_0038.jpg 海を渡るバージョンは珍しいらしい。

IMG_0039.jpg IMG_0042.jpg
お顔も良いよ

他にもたくさんあった。どれも素晴らしい。
でも、ここは演出が上手なのでそう見えるのだ。
ライティングや大道具で、元のお寺以上に美しく見せてしまう。



IMG_0051.jpg
昨日まではなかった「白菜の展示は終了しました」の張り紙が、
短かった白菜フィーバーの終わりを告げていて、わびさびを感じさせる。

そこへ「今、人気の白菜が来てるんだよ〜」と楽しげに本館へ向かうおじさん2人がいて、
私はひとり心の中で「あっ、あぁぁぁぁぁっ!!!」と叫んだのだった(笑)。

おじさんたち、どうなったのかな?気になる。




次に、西洋博物館へ行った。


橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで ― 時を超える輝き

よくもまぁー、これだけのコレクションを短期間で集めたなぁ。
解説によると、サザビーとかのオークションで購入したらしい。
いちばんお金がかかるやり方なのでは?

指輪は中東〜西洋のものなのに、その地域の歴史や風俗に沿った
集め方をしていて、幅も広い。展示されて無いものもあるだろうから、
まったく感心する。

西洋美術館側も、指輪と絵画を併設するなど、強みを使った展示が良い。

ジュエリーは、人々の想いがあるからこそ価値があるわけで、
橋本氏の妻への想いが形になっていた青い指輪は印象的だった。

なぜ指輪を集めようと思ったのかが、ちゃんと紹介されていなかった。
私はそれを知るために出かけていったのに。
本にちょっとだけ書いてあるらしいので、早めに読みたい。

指輪は近くで見ることになる。それほど混んでいなくても、順番待ちが大変。
展示物によってそういうことも計算しないといけないな。

参考サイト 


IMG_0016.jpg 自然があるから建物が輝く好例








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posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | 小旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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