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2012年09月06日

京都、コケに夢中5

20120906

昨日まで、マイナーな場所ばかり行っていたらしい。
今日は木曜日なのに、東山安井からバスに乗った頃から、もう観光客や
修学旅行生をたくさん見かけ、三十三間堂前で降りたら、混み具合は
京都一かもと思うほどだった。

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三十三間堂の建物は、外は新しいけど中はとても古くて感動した。
意外なことに、私は初めての観光だ。いつでも行けるし、そんなに行きたいとも
思っていなかった。平家物語ファンになってから興味が湧いたのだ。

外国人が多い。修学旅行生はタクシーでやってきて、運転手に解説してもらって
いてズルイ。時代の流れを感じた。

1001体の観音像を観終わったと思ったら、まだ半分残っていた。とにかく
たくさんあり、豪華だ。その前列に並ぶ30体の国宝仏は、動き出しそうな
感じがなくて、まあまあだった。

これを奉納した清盛の財力は、今なら年収いくらなんだろう?
年表・出来事・柳の歌舞伎演目・弓矢など、解説も多くて分かりやすかった。


三十三間堂は、後白河法皇へのプレゼント。次は法皇の仕事場・法住寺へと移動
し始めたら「養源院」という見覚えのあるお寺を見つけた。ここのふすま絵の切手を
持っていたので憶えていた。狛犬や古びた水場など、いい味出しているお寺だ。
古さ・暗がりをそのままにしてあるので、観光化されすぎたお寺よりも良い。
歴史もかなり立派な由緒もあるので、庶民が見学できる時代になったのは有難い。


俵屋宗達の杉板絵は、どれも素晴らしかった。琳派の3人のうち、やっぱり
宗達はダントツである。クルクル巻き毛の筆遣い。サラサラっと描いた感じが
天才的で感動する。勢いがあってちまちましていない。来てよかったなー!


ここの運営方法はユニークだ。自動音声の解説だ、と思ったら、ちっちゃい
おばあちゃんがラジカセで案内していた。その娘さん?が、長い棒で血天井を
指して説明してくれる(首が疲れるかも)。


伏見桃山城から移築した血天井・・・なぜ洗っても血が落ちないのか、天井
なんかに飾っているのか・・・その説明を聞いて、歴史や人間関係や想いの
深さが感じられた。説明があるだけで、「ただのモノ」でなくなった。


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ようやく法住寺へ。卒塔婆、さるのこしかけ、ミニ三尊枯山水・・・これは
エンタメ寺の予感。住職の奥さんに「え、来たの?」という顔をされ、つい
「入ってもいいでしょうか?」と聞いていた。

奥さんが戸を開けて案内してくれないと、順路が現れない不思議な造り。
2部屋目までは奥さんが案内してくれた。京都で四十七士の彫刻を見れたのは
貴重な体験だった。檀家さんが法事に来ていたので、邪魔をしないように
そーっと庭園だけ見学し、仏像は見れなかった。庭園は手入れが行き届いてて、
長い松の枝もあった。しかし、なぜハニワが?やっぱりここはエンタメ寺。

現在は、後白河法皇のお墓だけ宮内庁管理にされたそうだ。

法住寺裏のお墓にお参り。「大河ドラマ”平清盛”、とても楽しんでいます」
という変なお参りをしてしまった。

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泉湧寺の坂を自転車で登ったときは苦労したのに、歩きだとそんなに大変では
なかった。前回ここに来たときに、縁結びや開運のお参りをあちらこちらに
したけど、ここの楊貴妃観音「開運」お守りのお礼にもう一度来たかったのだ。
今回は「良縁」お守りを買った。良いご縁がありますように。


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泉湧寺のよい所は、春夏秋冬それぞれに、桜、サルスベリ、モミジ、松が
美しく迎えてくれることと、博物館の展示物や解説が素晴らしいことだ。
博物館ではドラゴンの絵画を観れたのでラッキー!


裏道を通って、東福寺へ16時までに間に合うように急いだ。3分前に到着。

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お客が10人以上で、ほとんどが枯山水の南庭に居た。市松模様の庭なども
有名だけど、私は何の解説もされていない地味な庭(トイレの横)が
お気に入りなのだった。この庭で座禅しよう、それが今回のここでの目的。


座禅で目を閉じると、蝉のミンミン、ツクツクホーシという声が聞こえた。
それを聞いていると雑念も出てこない。でも、やっぱり蚊に刺されていた。
私は誰よりも蚊に刺されやすい。蚊も居ない人工的な住まいでないと
暮らせないな・・・座禅して悟ったのは、コレ!?とほほ。

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posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | 京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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