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2012年09月05日

京都、コケに夢中4

20120905

私は黒い雨傘を日傘にも使っている。今日も傘をさして出かけよう・・・
と思ったら、傘がない!昨日、銭湯で預けたまでは覚えているけど、その後
ローソンに寄っただけだし・・・。
ホテルの緑の雨傘を借りて、東山安井バス停から乗車した。

東山から桂離宮までは、京都市内を右端から左端へ移動する。直行バスは
ないので、バスで京都駅→駅前のアバンティで買い物→バスで桂離宮の
コースで行こうと202系統に乗った。しかし、アバンティ前に停まるのは通勤
時間だけらしく、あれっ!?と思ったときには東寺の側をもう通過していた。


九条車庫前で運転手が交代。2人の運転手が乗客に挨拶して乗降するのが
珍しい。礼儀がいい。京都を歩いていると、アラこんにちは!と挨拶する
人たちを毎日よく見かける。私が住む町ではほとんどない風景。都会だけど
田舎な京都。人口が多くても、顔は憶えられやすいのかも。


羅城門跡の碑がぽつんと立つのを、車窓から見た。芥川の小説を思い出した。
遠くてとても行けれないと諦めていた若一神社も車窓から見た。
京都を半周した202系統、間違えて乗ってしまったけど、思わぬ観光が
できて得した気分!


西大路七条で降り、ちょっとスーパーをぶらぶらしてから、桂離宮行きバスに
乗った。バスは満員で、狭い道を走った。桂離宮前で降りても、離宮の門
まで川沿いの歩道がない狭い道を、垣根に沿って気をつけて歩かなければ
ならない。


桂離宮は、垣根沿いを歩く所から見学が始まっている。その垣根は生きた竹を
曲げて編み下ろして作られている。そんな凝った造りの垣根は、他にはない。
写真集で見たことがあるけど、本当に竹が曲げられていた。
他にも黒文字垣や穂垣もあった。
桂離宮という別世界への入り口は、まず垣根からなのだ。
IMG_0395.jpg


早めに行って休憩所で・・・なんて思っていたら、御所のように開けた所では
なかった。見学時間20分前になるまで開かないため、近所をうろうろしてみた。
昔は田畑しかなかったような場所で、今も田んぼやナス畑が点々とあった。
昔から住んでいそうな人の家は、桂離宮に負けない豪邸だ。


桂離宮への入り方は、御所と同じだった。グッズ売り場と資料展示がある
部屋で待つ。博物館のようにきちんと展示がされていた。それをじっくり見る
時間がないまま、ビデオを見てから、案内人に付いて1時間のツアーが
始まった。

昨日予約したのに、参加者は7人でびっくりした。時間も選び放題だったはずだ。
混んでいると100人くらいになるらしい。

ガイドはおじいさんで、冗談をよく言うけど威圧感があり、やってはいけない
事が多い気がした。「写真をブログ等で公開しないように」には、そんな馬鹿な!
と思った。冗談よりも、もっとあっさりと見所を紹介して欲しい。建物の説明が
ほとんどで庭については得意ではないらしく、「州浜」さえ素通りされたのが
残念。ガイド次第で、印象が変わってしまうと思う。


ツアーの最後尾を付いてくる皇宮警察官はテキトー男。ガイド役と正反対の
性格で、2人の連携が取れていなくてバラバラ〜。


噂どおりのキッチリ美・桂離宮。さすが、皇室関係の文化遺産だ。
遠いし予約も難しいからなかなか来れなかったけど、2泊3日以上の旅行が
できるなら、空いている時期に一度は来たい名所である。

IMG_0403.jpg IMG_0404.jpg
コルクみたいなふわふわ柱の門     排水溝!

 
IMG_0406.jpg IMG_0426.jpg名石畳2景

IMG_0417.jpg IMG_0420.jpg
庭園と、コケの生えた橋(渡った。歩く場所には階段と砂利がある)

IMG_0441.jpg IMG_0442.jpg
ふすまが額縁に。いちばん感動した建物。遊びの柱が面白い。

わずか1時間で、広い敷地のたくさんの見どころをサッと見て回るため、とっても
気ぜわしかった。写真集で詳しく下調べしてきてもこんなんだから、下調べなしで
来た人たちは「とりあえず写真だけ撮っておこう」という感じになり、ちゃんと
思い出になるのかどうか。説明を聞いていたのでは時間がないので、耳だけで
説明を聞きながら、自分が感動したものをずっと撮影していた。転倒防止のため
写真撮影は説明で立ち止まる時だけと言われていたからだ。
そんなに気にしないで、どんどん撮影すればよかった。

まもなくコースも終わり・・・という小川で、鳥の声が聞こえた。振り向くと、
蛇がアマガエルを捕まえて食べようとしていたのが見えた。クワッ!という声は、
鳥ではなくアマガエルで、苦しくて叫んでいたのだ。今までテレビでしかこういう
場面を見たことがないのに、桂離宮で見るなんて・・・。
カエルがかわいそう、でもヘビだって必死だ、カエルが増えすぎても困るし、と
いろんなことが頭をよぎった。アマガエルの声が忘れられない。


見学中に、飛び石の上にはがれたコケの塊が転がっていた。なぜこんな歩く
場所にコケが!?とすかさず手に取った。毛足の長いコケ。桂離宮は人工的な
庭なので、コケをもらうのはとうに諦めていたというのに・・・御所に引き続きの
恩賜コケだ!
「京都の皇室のコケの未来を頼むヨ!」と託された気分だ。責任は重いぞ。


桂駅まで細い道を歩いた。車が多く、暑くて日焼けしそうだ。この道は昔からの
主要道なので、常夜灯を見たくて地蔵寺に到着。
おじいちゃん達が散歩に来ていた。なかなか思うように動けないおじいちゃん
達に寄り添うお姉さんヘルパーが、お地蔵さんなどの仏像よりも仏に見えた。

IMG_0452.jpg IMG_0454.jpg
IMG_0458.jpg
お惣菜のフタと脱脂綿で、コケ保存!

タグ:京都

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posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | 京都 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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