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2012年07月24日

北海道で移住体験27

20120724

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糸魚川始発の大糸線は、たった1両の電車で、ボックスシートの割合が
半分以下だし、ドアが折りたたみ式なのも珍しかった。
貴重なボックスシートに座っているのは、入線前から電車を待っていた
乗り鉄だろう。私はあちこち移動して撮影したいので、お見合いシートの
方が都合がよい。

同じような人が、もう2人いた。向かいに座るドイツ人(?)親子。母親は
日本語がまあまあ話せる。ビニール袋には、きゅうり、むいたリンゴ、
手作りサンドウィッチが入っていて、ゴソゴソ取り出し、2人で食べながら
車窓に見入っていた。車内はキュウリの匂い・・・。

大糸線に乗るのは初めてなので、とても嬉しかった。しかも全線乗るのだ。
「頚城大野からの渓谷はすごいよ」と聞いていたので、どれだけ深く谷底を
覗けるんだろう?と期待していた。けれども、電車は谷の上でなく谷底の
川沿いを走るので、高い山々を仰ぎ見る眺めだった。
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川沿いに線路を敷く土地がないのか、半トンネルが多い。川の向こう側には、
車用の半トンネル。川はコンクリート整備されている。よくこんな場所に
線路や道を造ったなあ。自然と戦い続けてきた交通の難所なのだ。この辺が
よく不通になる理由がやっと分かった。ここまで人力で何とかしている場所は、
他にはあまりない・・・と考えているうちに、台湾のタロコ渓谷を思い出した。
どちらも絶景で、道路開通に苦労した場所だ。

素晴らしい車窓を写真に撮ろうと、私とドイツ人たちだけがウロウロと
落ち着きがなかった。他の人たちは寝ていた(こんなにいいのに!)。
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南小谷駅で、2両電車に乗り換え。駅と記念撮影する人が多かった。塩の道
らしき細道が、線路沿いにくっついていた。

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白馬大池駅から、白馬の山々がきれいに見えた。何と、雪をかぶっていた。
毎度のことながら、霧や雲ではっきりしない。撮影は、常に電線との戦いだ。
湖でカヌーに乗ってみたい。

白馬駅からは、予想通りに大勢の登山ファンが乗ってきた。私が降りた穂高駅
でも、たくさんの人が乗り降りした。

信州ではそばを食べるのが楽しみだったから、駅近くの一休庵で「鴨せいろ」。
まあまあ美味しかった。従業員さんの手作り民芸品が可愛い!
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穂高で道祖神を見て回るのがやりたいことの1つだったので、実現できて
嬉しかった。歩いて、まず穂高神社へ。時代も道も変わり、行き場がなくなった
道祖神が移設されていた。仲むつまじいのがいいね。

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穂高神社は、本殿の周りにもたくさんの神様のお社があり、しっかりした
正しい神社のようだ。でも本殿は新しめ。道祖神デザインのお守りが可愛い。

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観光案内所でもらった地図を見ながら、歩いて道祖神巡りを開始。暑い・・・。
迷って簡易郵便局で道を尋ねた。その近くにも、地図にのっていない道祖神。
無数にあるようだ。わさび屋、箱入りわさびの茎、丸い石垣などを眺めながら
東光寺に着いた。

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東光寺は、第一印象から「エンタメ寺」だった。巨大なゲタ、顔はめボード、
アニメみたいな山門のドラゴン彫刻、本殿のドラゴン&仏の共演彫刻、
お体内めぐり。脇には、道祖神が固まって置かれていた。

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田んぼの中の一本道は、ときどき車が通るので歩きづらい。暑いしつまらないし
もう疲れた・・・と、突きあたりの大王わさび農場で休憩した。

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ここは、広大な農園を入場無料で公開し、お土産店や飲食店がいくつも並ぶ。
ツアー客も個人客も、競うようにわさび商品を買いまくっていた。
わさびの物しか置いていないので、わさびに興味がない私には、やっと見つけた
リンゴジュースは奇跡の1本。とても美味しいストレート・ジュースだった。

昔の最強豪族「大王」の体の一部が埋められ、神様のように祭られていた。
大王の洞窟では、何か感じるものがあった。道祖神が息づく土地だから、
いろんな魂がうごめいていそうだ。

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わさび田は向こう側まで張られていて、迫力があった。
映画ファンには、黒澤明「夢」のロケ地の水車小屋がたまらない。「これが
あの映画の舞台なんだ!」と、どこにカメラを置いて撮ったのかなと、隅まで
見てしまった。水車が時々、ギュ〜ルルルと鳴き、生きてるようだった。
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疲れたし暑かったので、駅まで400円のバスに乗った。自分が歩いた距離に
驚いた。

再び大糸線に乗り、長野駅行きに乗りかえた。長野駅の手前の姨捨駅は、日本
三大絶景車窓の1つ。長野市の全景を眺めることができた。がっかりしないよう
期待しないでいたけど、「なるほど〜、そう言われるだけあるなぁ」と感動するほど
なかなかの絶景。この路線を設計した人は偉い!長野市をぐるっと高台から眺めながら
ゴーッと進む電車は、ジェットコースターのようで気分良い。
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オリンピックの時に来た長野駅。なのに、全く覚えていなかった。迷いながら
下町にあるマンションのようなホテルにたどり着いたら、セキが止まらなくなり
とても困った。フロントの男性は、ここのオーナーらしい感じ。同情して、
ペットボトルを1本くれた。優しい!このホテルは最低限のもの・サービスしか
なかったけど、身内のように親身に対応してくれることが多かった。ホテルに
いちばん必要なものは、そういう心なのだ。

スーパーに美味しそうなお弁当がなかったので、過去の記憶を手繰り寄せて
駅前の美味しかったそば屋を探してみた。居酒屋みたいな店だったと周囲の
人に聞いたりしたけど、見つけられなかった。仕方なく、おすすめされた
駅前一等地のそば屋「油や」でもりそばを注文。氷水で冷やしてあるので
コシはあるけど、普通の味。浦幌で作った緑のそばを思い出した。インスタント
なのに、氷水で冷やした麺とだし汁だけでも、とても美味しかったなぁ。
そばって、麺を氷水で冷やして、だし汁が自分好みなら、美味しく思えそう。

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posted by よしこ at 00:00 | Comment(0) | 北海道移住体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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